この6月にニューバイクが納車になりましてん、中高からの悪友ユタコスも今年ホンダの500を新調したっつので、では昔のように東北を走り回ったろかい!と9月のシルバーウィークに南東北で落ち合ってツーリングすることにしたワケでありんす。しかし予報的にはイマイチ&台風も接近中とかで、雨ん中走ることになるのかなあ、どうなんだろ。
っつことで金曜日は半ドンで上がらせてもらって、近所のワークマンで耐水ガッチリの雨具をゲッツし、荷物を積んだら支笏湖経由で苫小牧へ。下界は夏用ジャケットでも大丈夫だけど、山の方はもう凍える寒さで早速雨具の下を履いちゃうくらい。セコマで買い出ししたら、19時発仙台行きフェリーにチェックイン!
乗船後早速風呂を済ませたら、甲板でボンボヤージュタイムです。こちらは快晴だけど、向こうはどうだべか。では行ってきまっす!
こちらのフェリー、夜にはピアノコンサートがあるっつんで、そら見とこ。なんと、グランドピアノ積んでるんだ、この船。
船は遠くに道南、下北半島と三陸海岸の灯りを見ながら、夜通し走ります。ほんじゃお休みなさ~い。
仙台へは翌朝10時着。今にも降りそうな空模様なんで、シパーツ前に早速雨支度しとこかな。今回のツーリングに備えて、バイクにはリヤキャリアとトップケース、ハンドガードも装着。クラッチもシフトペダルもないオートマなんで、これでほぼスクーター状態だね。では、安全運転で行ってみよ!
本日のルートはこんな感じ。仙台からは南相馬まで南下して、サービスエリアで東京から北上してきたユタコスと合流。山形へ抜けて出羽三山の宿坊を目指します。
時間があったんで集合場所までは下道でチンタラ向かうつもりだったけど、変なところで渋滞してたり、若干道に迷ったりしたんで結局ほぼ高速を使っちゃった。いやあさすが700㏄、高速でも余裕の走りですなムフォフォ。ほぼオンタイムでランデブー地点の南相馬SAに到着。間もなくユタコスも到着し、ほぼ20年?ぶりの悪童ツーリングスタートです。
そう、20年くらい前までは夏だ!バイクだ!東北だ!っつバカの一つ覚え状態で、毎年のようにユタコスと東北をキャンプツーリングしてたんです。合流して走りだすと、あの頃の感覚がよみがえってきます。時代は変わってバイクはお互い最新型でセル一発始動だし音は静かだし燃費いいし、宿泊まりで荷物は少ないし、インカムでいつでも会話はできるしで、あの頃にはなかったお手軽さがまさしくイージーライダーですな。
心配していた空模様は夕方まで奇跡的にもってくれて、最後の一時間くらい降られただけで、暗くなった頃に目的地の宿坊到着です。このあたりは巡礼の基地で今も12軒の宿坊があるけど、かつては350軒ほどがひしめき合っていたそうでオドロキ。早速風呂を済ませたら晩メシは、おっ精進料理ですな。山菜、ごま豆腐、麩、湯葉などなど、手間のかかった料理が並びます。ん、イタドリもあるね、その辺にいくらでも生えてるけど、ンマいのねー。ビールもススム君です。
食事後も部屋に戻って、バカ話しながら冷酒を二本ばかり飲んで、オサーン二人カーッと眠りに着くのでした。
さあ二日目。こちらの宿坊「大進坊」さんでは、希望すれば朝のご祈祷に参加できるんす。出羽三山といえば泣く子も黙る霊山の一つ。宿坊のご主人も今に伝わるリアル山伏で、実際に山に修験に入ることも多いそう。ホラ貝と太鼓の音でこれからご祈祷を捧げますよと神様にお知らせしたのちに、ご参加の皆さんで拝詞を唱えます。
いやなかなか貴重な体験をさせてもらいました、ありがたや。さて今日は、せっかくここまで来たんで男鹿も八幡平も行きたいねえ、鳥海山も走りたいねえとこんな感じの欲張りルート。ゴールの盛岡を目指して頑張ります!
宿坊「大進坊」さん、お世話になりました。また来て今度はしっかり三山も巡りたいねえ。ちなみに月山だけでも駐車場から片道3時間登るそう。ワオー!
宿を出てまもなく海沿いに出たら、一路北を目指します。内陸を選ばなかったのは良かったみたいで、鳥海山はふもとからすっぽり厚い雲の中。山側はあちこちでいかにも土砂降りであろう煙ったところも見えますが、海沿いは雲もなくバイク日和。つことで、鳥海山を目がけて標高1100Mまでぐわっと上る鳥海ブルーラインは今回はパス。寒風山を目指しましょ。
一か月ぶりに訪れる寒風山では、今回も絶景が迎えてくれました。いや何度来てもスゲえね
その後は八郎潟の端をかすめつつ北上し、能代で給油後内陸へ入っていきます。さあいよいよ八幡平を越えよかなっつ頃にはすっかり夕暮れタイム、まーサミーこと。雨具まで着込んでガッチリ防寒しときましょ。
八幡平の最高所、標高約1500Mの見返峠にはギリギリ明るい時間に到着、雲が真横に流れていきます。目の前に岩手山があるはずだけど全然見えないねこりゃ。さ、明るいうちに下りますか!
下界へ下りたら東北道で夕闇に沈む岩手山を右手に見ながらしばし爆走し、無事盛岡のビジホに到着。ユタコスが二人で一部屋を取ってくれたんで「まさかダブルじゃないよな?」とフロントで確認すると「お客様のご予約の通りとなっております」とのこと。ん、じゃあまあツインだろね。
ってオイー!
満室なんで部屋チェンジもできないとのこと。せめてもの救いはホテル様の配慮でキングサイズの部屋にアップグレードされてたこと。まあええよ、これも良き思い出よ。気を取り直して近所の居酒屋でお疲れさまの宴です。
いや焼き鳥ンマかったよ。ではせっかくなんで、盛岡名物も食べてこか。探して探してようやく見つけた店で冷麺をシメにいただきます。
宿に戻って現実に帰り、オサーン二人ダブルベッドで仲よく眠りにつくのでした。
さあ三日目。ユタコスとはここ盛岡で別れて、ヤツは南へ、ワタクシは北へ向かいます。では最後の朝メシを頂きましょか。お、盛岡名物がいろいろあるでないの。んじゃ全部もらおっかな
ワタクシのルートはこんな感じ。まずは寄り道しつつ東の宮古を目指して、そのあとは北上。こないだヨッメと行った居酒屋好きの桃源郷、十和田にまた泊まっちゃいます。では行ってみよ!
ホテルを出てすぐユタコスと別れてワタクシは東へ向かいます。三陸の宮古までは無料の高速が通ってるんだけど、そこをずっと走ってももったいないもんね。っつことでちょっと寄り道しよかな。早池峰湖へ抜ける県道43号線は、細くて落ち葉や落石だらけで、核心部はもちろん圏外。いいねいいね、なかなかツアー感あるねえ
早池峰湖に下りたところの道の駅はやちねで小休止。やたら大音量で昭和歌謡が流れてると思ったら…
その後は早池峰山を目指して県道25号線を登っていきます。何か見覚えのある風景だなと思ったら、10年くらい前にチャリでロボッチ君と来たトコだねこりゃ。その時はそうだ、峠近くの山小屋で泊まったんでした。こちら、うすゆき山荘です。
そんなこんなで寄り道を楽しんでたらもうお昼。アカン、ちょっとここからは頑張らないと。っつことで、宮古は給油だけして素通りし、三陸海岸をバイーンと北上します。三陸鉄道リアス線の島越駅で小休止。
その後はひたすら北上し、八戸を過ぎたあたりで暗くなり、バイクの暗いライトでヒーヒー言いながらなんとか19時頃に無事十和田に到着。前回と同じくスマイルホテルにチェックイン後、早々に居酒屋ストリート「大学通り」に繰り出します。お目当ての店はもちろんこちら「さがみ」さん。「ウチは初めて?あ、二回目なの?」っつことで早速煮込みと焼き鳥を注文します。ヌフォフォ、これこれー!煮込み様光臨です。
やがて焼き鳥も着艦。デカい、焼き加減も塩加減もバッチシで、一本70円!いやたまらんすなこれは。

皮とナンコツとシロかな。このあたりから冷酒にシフトチェンジ。たまらんすねー
お店を一人で切り盛りする御年90のオネーサマと話が弾み、気づけば十和田産のでっかいニンニクやら、昔ながらの顔が真ん中に集まるくらいしょっぱい梅干をお土産に頂いて、幸せで膨らんだ腹をさすりさすりお会計をしてお店を後にしたのでした。
さあ最終日、つっても今日は十和田から小一時間走って八戸からフェリーに乗るだけ。ホテルを遅めにチェックアウトし、まずは前回目にして気になっていた朝ラーメンにトツゲキです。
しょうゆラーメンセットを注文。おほう、これはなかなか強烈な煮干しフレーバー。果たして合ったかどうかと言えば…
その後、1時間も走らずに無事八戸港へ到着。昼過ぎ発のフェリーで苫小牧へ帰ります。いやあ東北良かったね。出張も合わせたらこの夏だけで3回もきちゃったけど、何度来てもええわー。さらば東北、また来年ねー!
苫小牧へは夜21時頃に到着。もうすっかり肌寒くなった中、再び雨具までガッチリ着込んで高速をピューッと走って帰宅したのでした。おニューのバイク、ヤマハMT-07号での初めてのロングツーリングでしたが、最新の大型バイクってホントええねえ、と実感したのでした。さあ来シーズンはどこ行こかな。
じゃまたね!



























