夏の猛暑も落ち着いて、過ごしやすくなってきた秋の夜長に釣り宴会なんぞシャレ込みたいもんですなあ、と職場のイスにふんぞり返っていたところ、M師匠より「秋ハモハズカム!有志よ集え」との檄が下ったワケでありんす。

今回の戦場は、数年前に巨ハモを上げて釣り人生のクライマックスを味わわせて頂いた麗しきオモヒデの新虻田漁港。釣り場は広々、キレイなトイレもあって安心のロケーション。師匠の呼びかけに応じ、巨ハモに目がくらんだ5名が現場に集結したワケですが、さあ果たして本命は釣れるんでしょーか!?

先着していた師匠と鶴ちゃんの間に入らせてもらってプレイボール!

明るいウチはサビキやジグサビキを出せば小サバなんぞがポツポツ釣れていたようですが、ワタクシはハモ狙いの投げオンリー。ボチャーン、ドボーンと二本投げ込み、高性能中華ピヨピヨセンサーを付けてあとはハモを待つだけ。しかしたまにピヨピヨが鳴っても、付いてるのは小サバか小ガヤ。

獲物コネェー、ハモいねー!と全員でボヤキまくっていたところ、暗くなって間もなくマッチャマ君の竿に怪しげなアタリが。上げてみると…

ウホホイ!やったじゃーん!70センチ近い立派なハモ、あ、アナゴね。ホッカイドではなぜかアナゴをハモと呼ぶのです

その後なぜかマッチャマ君だけが絶好調。そこそこのシマゾイを上げたり

このサイズならええよねー、刺身ええよねー

さらにそこそこサイズのハモを追加したり。

この世の春を謳歌するマッチャマ君。最近釣り調子いいじゃん

ほかの皆さんもエンピツハモを上げたりとそこそこ堪能したトコで、アタリも止まってきたし、お楽しみの現地宴会「野蛮」タイムに入りましょか!

マッチャマ君からは釣りたてホヤホヤのハモを提供頂きました。これは料理長鶴ちゃんの手によりアヒージョに。

ハモのアヒージョ、ンマかったねえ。泡盛がススム君

宴会料理長の鶴ちゃんは、宴会準備に堤防とクルマを3往復、お疲れさんですた!

ワタクシは天から降ってきたツブをご提供。一個だけだけど刺身にしちゃろかね。

まあ一個だしこんなもんね、ハモの引き立て役っつことで

宴はまだまだ続きます。鶴ちゃんとYキャプテンの師弟コンビによる厚揚げショーガ焼きとか

醤油!回しかけて!ストップ!これもマッチャマ君提供の仲洞爺の豆腐屋さんの厚揚げです

Yキャプテンが自ら持ち込んだデカいステンレスの筒で何やらやってるなと思ったら、中は何と燻製でないの!

ワーオ!ゼータク!チーズ、うずら、ベーコンの燻製です。ンマひ!タマランチ

ワタクシも手ブラじゃないよー、働くよー。バカの一つ覚えで、コテコテ堤防ラメーンを振る舞わせて頂きます

トッピングはもやしとノリと、スモークチーズ&ベーコン。いや堤防で食うラーメンええねえ

宴会は釣り場のすぐそばだったんで、宴会中も竿を見たりエサを変えたりしますが、ハモは来てないみたい。まあボチボチお開きにしますかね。

なーんかまだ釣れそうなんだけどね。アタリは全くないけど

っことで0時頃お開きとなったあと、諦めきれないワタクシは一人堤防に残り残業に突入。すると、アタリは取れなかったけどそこそこの本命ハモをゲット!

その後も仕掛けを上げてみたらモジャモジャに絡まってたので、どうやらハモがかかったけど逃げられたみたい。無念

暗いうち4時近くまで頑張ったところで眠気に勝てず終了〜。までも、根性で何とか一尾ゲットできて大満足!

こちら帰宅後、60センチくらいかな。頑張ったゴホービにツブがもう一個降ってきました

さあさあ久しぶりのハモ丼やりましょか!まずは背開きに、つーて、まな板じゃ長さが足りないので、転がってた1バイ4?の木っ端をまな板代わりに

オホう、ええ感じ。長さは十分あるんでメーター級でも捌けますな

熱湯を回しかけてヌメリを取って、骨切りして酒を振りかけて〜

いやもうこの段階でンマそう

頭を割ったのと、背骨をぶつ切りにしたのでダシ取りながらタレを作って〜

ここでもうたまらずチューハイ登場。タレをナメナメチューハイがススム君

皮目から焼いてタレで煮含めて〜

もーここまで来るとビジュアルとカホリでエンドレスチューハイドリーマー状態です

丼に乗っけてアーレキュイジーヌ!

ハモ丼と、ツブは吸い物に。ダシを取った骨と頭も文字通り骨までしゃぶり尽くしますたよ

釣れて嬉しいサカナ第一位(出まくりん調べ)のハモはやはり絶品でございました。また釣りたいねえ。

じゃまたね!