6月に入りました、ということは、去年4回くらいお世話になったナイスなキャンプ場、オロウェンさんもそろそろオープンした頃でしょか。っつことで早速行こかと計画していたら、マンションの管理人さんご夫妻もたまたま同じ日に行く予定だというので、これは合同キャンプしましょかということになったワケです。

今回はそうそう、新兵器を導入したんです。テンマクデザインのサイレントツーバーナー。極薄コンパクトな上、ヒートパイプ付きの中華カセットガスバーナーが二つも使えちゃいます。これでワタクシは、キャンプ用コンロの迷いの森を抜けられるのでしょうか。

キャンプ用コンロに迷っている方はもう、皆さんこれにしちゃいましょう。下の箱兼机はバーナーのサイズに合わせて、タッキーにチャチャっと試作してもらいました。あわよくばいずれ売り物にできんかなと。オホホ。

昼前にはキャンプ場入りして、テント張りやらセッティングやら一段落したら、沖縄出身のダンナさん、アーキー君から頂いたオリオンビール&オリオンビアナッツで乾杯です。ビール会社がビールを飲ませるために作ったスナックですから、ワタクシごときの意志力ではビールを止められるはずがありません。

ほのかなカレー風味でビールがススム君。左は近所のパン屋ソーケシュさんで調達したクロワッサン。相変わらずバター感がたまらんです。

開始早々のハイペースで早くもほろ酔いどころではない状態ですが、そろそろ働きましょう。ツーバーナーに火を入れてダッチにカタマリの豚バラを投入、このあと6時間は続く煮込みタイムにも耐えられるようしっかり焼き色を付けます。

えー月並みですが、このあとカレーになる皆様です。6時間後にまた会おう!

さささ、肉が煮えるまでは当家のチマチマ焼きと、管理人ご夫妻のガンガン焼き対決です。まずは先攻の当家からは、毎度おなじみ冷凍庫から青空の元へお連れしたメザシ6の皆さんです。

スーパーで出会った頃はフツーのメザシだった君が、炭火の上で焼かれた途端、誰もが振り返るスターになるなんて。んー、毎回のように食べてますが、やっぱンマい!

アーキー君は大変な凝り性と見たよ。なんと自宅で生ハムまで作ってるそうな。早速相伴に預かりますが、んがが、ンマい!どうやって作るの?これ。

塩水やらハーブやらに漬け込んでは燻製して乾かしってのを繰り返して、出来上がる頃には元の肉の重さの半分くらいになっているそうな。そんな工程なので冬にしかできないそう。ごっつあんでした。

さらに管理人夫妻チームのガンガン焼きで、近所のチーズ屋「タカラ」さんのカチョカバロを焼いてもらいます。そそそ、その焦げ目が付いたくらいでそのホレ、みんなホレ、食べなさーい!

こうやってフライパンで焼く以外の食べ方を知らないカチョカバロ。トロトロなのが口に入れるとすぐ固まってムキムキの歯ごたえになるのも味わい深いです。

今回ご一緒したアーキー&シーホーご夫妻、いろいろ便利な道具をお持ちなんで大変勉強になりました。以下欲しくなったモノをメモ代わりに書いときます。

・スチール製焚き火テーブル
・デカいスタンレーの魔法瓶
・サーモスの缶ビール用保冷カバー
・デカいヤカン

んー、物欲に負けてしまいそう。あいや、いやいや、ビールは常温でもうまいぞ!大丈夫、なくても。魔法瓶がなくたって、ヤカンだってちっちゃくても毎回沸かせばいいんだし・・・。

焚き火テーブルがあれば、焚き火を真ん中にして飲み食いができるワケね。よし、買いましょう!

夜中に完成したカレーは大変美味しゅうございました。食べきれなかったので、翌朝も再登場の幸せ。

豚バラの他は、家で作っていった炒め玉ねぎ、トマト缶2つと同量の水、はちみつ、塩、しょうが、にんにく、じゃがいも、にんじん、市販のカレールー、スパイス5種(ターメリック、クミン、コリアンダー、ガラムマサラ、チリペッパー)なんかが入ってます。

アーキー君シーホーさんありがとうございました。お二人のスタイルを目にして、せっかく焚き火をするならもうちょっと近くでメシを食ったり、余ってる火でお湯を沸かしておいたり、もっと活用しなきゃなあと触発されたのでした。シーズン中のキャンプはもちろん、冬キャンプもぜひ行きましょー。

ウチのカマボコテントミニの兄貴分、ミニが付かない方のカマボコテントで小津安二郎映画風のお茶の間キャンプをキメるご夫妻。オサレなお座敷スタイルが決まっております。また行こねー。

解散後、荷物満載のジムニーモドキ号をモーモー言わせながら、中山峠を越えて帰ってきたのでした。道中いつか行きたいと思っていた簾舞のジュンさんで長崎ちゃんぽんを頂きました。ああ長崎行きたい。

一口食べれば、そこは長崎。これこれ、これですよー。ヨメ注文の皿うどんも長崎感出まくりんでした。

さて今シーズンは何回オロウェンに行くことになるでしょうか。ではまた次回〜。