2016年6月、曇時々雨の日のこと
北海道には梅雨がない、なんてファンタジーも過去のものとなりつつある温暖化の昨今、6月に入ってからの天気の悪さと寒さはどうにも否定のしようがないワケでございます。
そんな梅雨真っ盛りの北海道、チャリツアーやらキャンプやらしたいなーとは思いつつ、こう寒くちゃどうしようもないワケで、この週末はインドアでゆったりお好み焼きでも焼いちゃろかということになったのでございます。
我が家でお好み焼きと言えば、松山に行くたび食っている三津浜焼きなのです。広島風をベースにモロモロ独自進化を遂げたと思われる、お好み焼き界唯一無二の流派です。まずは広島風に生地を薄く焼き、その上に炒めた焼きそばと大量のキャベツ、ナルトの刻んだのと天カス少々を山のように積み上げます。
そこに牛肉のやっすいとこを載せて、生地をさらにピュッピュッと、ほんのつなぎに掛けてあげます。この後が結構大変。まず生地ごとひっくり返して数分蒸らします。おし、ひっくり返したろか!んが、んぎっ!何かひっかかってるかも!と思いつつも、酔いも手伝って適当にひっくり返したら・・・
生地のパリパリ感が足りなかったみたいでビリビリです。こうなるとキャベツの蒸らしが足りなくなりそうだったので応急処置をドクターチームで検討します。出た結論は・・・
片一方は後から焼いた生地を乗っけてやって、もう一方は安心のハイテク素材アルミホイルで蒸らしてやることにします。とはいえ、何か心もとなかったので、もう全部覆ったれー!というとこになり、鉄板すべてを蓋で覆います。
この後は企業秘密に当たるのであまり詳しくはかけませんが、もう一度ひっくり返した後で、キャベツと麺をグチャグチャにかき混ぜた後さらに蒸らし、最後はもう片面を卵で固めて、広島焼き的に帳尻を合わせます。
で、完成したのがこちら。
ちなみにソースはミツワ社製を使うのがオススメです。O社のはちょっと甘いかな。あとそそそ、麺はいわゆる焼きそばの蒸し麺じゃなくて、太めの中華麺をちと固めに茹でて使うのがコツです。んもー、ホントにンマいんだから!牛脂とソースの絡んだ太麺、クタクタに蒸し上がったキャベツと卵焼き。ホットプレートからダイレクトにコテで食うのがオススメです。たまらん。