3月に入り寒さもキモチ和らいできた今日この頃、つーてもまだまだ寒いし、歩くのやだし、クルマの真ん前でポツポツ釣りしつつ獲物で宴会したいねえ。っつことで、マジメに釣りするよりは宴会メインの野蛮の会、今回は岩内旧フェリー埠頭にて開催でございます。クルマ横付けのお気楽モードで、ワタクシはヨッメ同伴で参戦です。
歩く釣り情報データベースのM師匠によれば、ホッケが釣れるけどシブめ。運よくいいのが釣れたら刺身にできるかも、とのことでしたが、想像を超えるフィーバーが待っていたのでした。
しばらくは微小ピクリン、釣れてもカワガレイっつ状態でしたが、夕マズメも佳境に入った頃ツルちゃんの竿にそこそこのアタリが。ん?まあまあ重いぞ!でもホッケぽくないな。ドキドキ待つ中、上がってきたのは…
待望のホッケが1尾、2尾とポツポツ上がり始めた頃、ツルちゃんの竿に何者か重たい獲物が。「タモさーん!」の呼び声に、網部分を新調し生まれ変わったタモ「ダークマター3世号」を持って駆けつけると…
その後暗くなってきたところでホッケタイムも落ち着いてきたんで、お楽しみの現地宴会「野蛮」タイムに移行しましょかね。今回はツルちゃんご提供のエイとホッケがメインです。
さて調理をばというあたりで、真下に垂らしておいたワタクシの巨針塩サバ仕掛けに語るほどでもないドラマがあったりしましたが、その直後、ツルちゃんの竿にもとんでもないアタリが。合わせてみると到底ホッケとは思えない重さと引き。今度は巨エイかー?と水面をライトで照らすと、下の方にユラ~とS字を描く巨大な銀色の魚体が現れてきました。
「あれ、ハモ?いや、タチウオ?んなんいないわね?」
「いや、サメだわ。きっと」
ガッカリ気分でさらに寄せてくると、何じゃこれ?タチウオはもちろんサメでもないぞ…。ちと待て、何じゃこれー!
ダークマター3世号で何とか取り込みを試みますが、魚体の半分以上はみ出ちゃうし重そうだしでタモだけではムリ。M師匠のギャフも投入して三人がかりで引き揚げます。
よっしゃー!上がったー!こんなんいるのー?スゲー!
いやどうゆうこと?こんなの陸から釣れんのかい?何じゃこれ、スゲースゲーと、しばらく全員でコーフンしながら見とれてしまうのでした。
その後もチョイフィーバーが続き、ワタクシにもまあまあのカジカがヒット。
ワタクシの釣った家族たちは、今回初投入の透明バケツにロイヤルエントリー。水族館みたいでラブリー。
いやあ盛り上がった盛り上がった。アタリも遠のいてきたんで、宴会始めましょか。まずは料理長ツルちゃんプロデュースのシュウマイから。
続いてはエイのムニエル。焼く前からもうエイヒレ感ドバ出で期待大。ンマい!
ホッケは粗めに叩いて練ってつみれ汁に。現地でちょっと調達した海藻(漁業権フリー)もちょっと加えて、アーレ・キュイジーヌ。
残ったつみれはフライパンで揚げ焼きに。ヌフォう、ホッケのフレッシュ感がタマランチすな
洋上には海上保安庁の巡視船がずっと停泊しています。釣り人で大賑わいなんで、誰か落ちないか、変なヤカラはいないか見張ってくれてるのかな
さて翌朝。朝マズメはほぼ不発の上、だんだん北西風も強まってきてサミーことサミーこと。早々に撤収して高速でピューッと昼前には帰宅したのでした。いや岩内近いしクルマ横づけで釣れるしええねえ。
で、今回の釣果はこちら
その後ホッケをさばいて3枚に下ろしたり、ボウルの中身と格闘したりしているうちに、早くも全身に筋肉痛が出てきてペンギンのロボットダンス状態に。ホッケはその晩、早速フライにして頂きました。まーピチピチフレッシュでンマいこと。ホッケはいい魚よね、ンマいし身は丸いし骨少ないしかわいいし。
いやあ、マダラって陸から釣れるのねー。ホント驚きました。いつかワシにも釣れてくんないかな。
じゃまたね!