いや昨日は飲んだね。さて本日は今回のメインイベント、寒霞渓(かんかけい)へ向けて登ります。天気はイマイチだけど、晴れたってどうせ汗ダクになるし、今夜も宿に連泊だし、ノー雨具&ゲチョゲチョ上等で行ってみよ!
コースはこんな感じ。宿を出たら島の南半分を時計回りに回って、島の真ん中あたりに位置する渓谷、寒霞渓を目指します。何でも日本最初の国立公園、瀬戸内海国立公園を代表する景勝地だそうな。しかも最大18%の激坂が続くっつんだもの、そら行っとこ!
朝はめいめい用意したカップ麺やらと、オギープロデュースによる島の名産、素麺を頂きます。
出だしは曇りだったけど、蛙子池に向けて上りに入ったあたりでポツリポツリと来たかな、と思ったら間もなく土砂降りに。ちょうど東屋があったんで休憩しよかね。
休憩しているとやがて小降りになってきました。ではふたたび頑張りますか!
このあたりでは農村歌舞伎が伝承されてて、今でも盛んだそう。こちらはその舞台の一つ、中山農村歌舞伎舞台です。
さらに上っていくと、ひときわ見事な棚田が広がってました。
さらに上っていくと、スポンと開けたところに出ました。ここが蛙子池、小豆島最大のため池です。1686年に完成した際、村人たちが芝居を催し祝ったのが、このあたりに伝わる農村歌舞伎の始まりだそう。
そこからほんのちょっと下って、寒霞渓スカイラインに合流したところから、よい子のみんなが発狂必至の激坂祭り開始です。いやもーのっけからキツ杉!先までキツいの見えちゃい杉!長杉!
途切れることのないエンドレス激坂ドリーマー状態に悶え喜びつつ、ペダルを踏み続けること小一時間あまり。今回の旅の最高所、標高750m、四方指展望台の分岐に到着しますた。いやキツかった。
その後チョイ下ってチョイ登り返したトコが寒霞渓ロープウェイ駅。お、うどんンマそうね。ここも香川県だし、うどん食っとこ!
ここも海外からの旅行客が多いみたいで、うどん屋のオネーサマには「日本語大丈夫デスカー?」と聞かれました。
ニホンゴ、ダイジョーブデース。ニクウドン、ツユダクデ、オニガイヒヤス!
さあ本日の労働はこれで終わり!あとは下って醤油屋さん見て、買い出しして宿戻って宴会しますか!
つーてまあ、下りももちろんキツいんでご安全に!
小豆島は醤油の産地でもありんす。下りてきたトコの小豆島町市街地には、昔ながらの醤油メーカーがあるそうなんでチョイ物色させてもらいましょ
ところでクイズです。昔ながらの作り方で作る醤油の材料って、塩と大豆(の絞りかす)と、もう一つは何でショー?
はい、答えは小麦でした。ちょっと意外でない?あ、キョーミないすか、すんません…
さて、その後スーパーマルナカで買い出しして、最後の激坂にあえいで、全員無事に宿へ帰還したのでした。
本日一発目のツマミはウルメから。サポーロではなかなか売ってないんで、ダダこねてカゴに入れさせてもらいました。
本日のメインはお好み焼きEXPO!まずはロボッチ君の…何風っつったらいいの?挽き肉タプーリ風!
続いてプロは松山、三津浜焼き風!牛バラ肉と牛脂が決め手やね
お好み焼きパビリオンの隣には、昨日に引き続きメタルパビリオンも出展。中は何かな〜?
今日のメタル焼きは〜、昨日の残りでアクアパッツァ2です。ノーヒネリですんません…。食べきれなかったスズキと鯛とサザエとベイカに加えて、アサリ、アスパラ、ブロッコリー、パプリカもぶち込みアーレキュイジーヌ!
これは、プロの関西風かな?プロ&ロボッチのニシ在住コンビが代わる代わる焼いてくれるのをワシは食うだけ〜
焼酎ロックがカパカパ空いていきます。あー今宵もたのちー!酔ったー!
さて翌朝。ワタクシはこの日の昼過ぎ岡山発のシコーキで戻らニャならんので、皆さんより一足先に出発です。早起きして、輪行に備えてちょっとチャリ掃除。今回久々登場のフライデー号、やっぱええねえ
最後にお宿越しの風景を一枚撮って、いよいよシパーツです。お世話になりました。
んでは皆さん、ワシ先出るよ。楽しかったよ、ありがとう!また来年、佐渡でねー
宿を出てすぐの池田港からフェリーで高松へ渡り、駅でチャリを畳んでJRで瀬戸大橋を渡り倉敷へ。そこからエアポートリムジンで、岡山空港に11時過ぎには到着したのでした。サポーロへ戻ってみれば、ホッカイドもアチーじゃんね。
という、四捨五入したらボチボチ60のオサーン5人が小豆島で十の瞳を輝かせながら、走って風呂入って食って飲んでバカ話して寝たっつだけのシアワセこの上ないツアーでした。
じゃまたね!