イカンイカン!もうゴールデンウィークだっつのに去年の夏のツアーがまだ完結しとらんやんけ。っつことで、2023夏の東北ツアー完結編でございます、ということでよろしかったでしょーか!

走行6日目の本日は、花巻から盛岡を経由してその後早池峰方面へ向けて山に入り、区界峠で終了っつ72km、アップ740mでございます。では行ってみよ!

お世話になったイギリス海岸の東屋を6時前に出発。

大変快適でした、お世話になりました。来たときよりも美しく!

盛岡まではほぼ平坦な道を行き、10時前には市街地に到着。盛岡名物のじゃじゃ麺を食べようと、盛岡城公園北側の白龍本店へ向かいますが、観光客らしき皆さんの行列が開店前からずらっと。

昔からの盛り場?夜来たら素通りはできなさそう

城址公園でちょっと時間調整。川徳デパートの中にも支店があるそうなんで11時目がけて行ってみると、こちらはまだ行列もなく、すんなり入れました。では行きましょか「じゃじゃ麺二つ!」

何度か食べても不思議な食べ物よね。じゃじゃ麺。

まずは混ぜて混ぜて、そのまま食べたり、薬味のニンニクやらラー油やらを加えたりしながら、ここがワシ好み!っつポイントを探索します。

こちら混ぜ終わったトコの第二形態。ニンニクもがっちょり入れたせいか、かなりナゾの味に…ンマいけど!

いろいろ試行錯誤して残りの麺が少なくなってきたところで、お店の人に皿を渡すとそこにスープを注いでくれます。そこに卵を落として混ぜれば最終形態のじゃじゃ麺スープが完成。

これが果たして正解なのか。よくわからないまま最終形態「チータンタン」の完成です。

いや美味しゅうございました。豆味噌がええねえ。店を出る頃にはお昼時、大きなゴロゴロカートを持った観光客の皆さんでこちらも賑わい始めたのでした。ゴッツアンでした!

うわお、さすが有名店。出る頃には満員御礼でした。昼チョイ前がオススメよん

盛岡から進路を東へ取り、今回のツアー最大の峠、区界峠を目指します。さらば盛岡。

今ツアーでは新潟に次ぐ大都市盛岡、キレイな町ね

国道106号をヨレヨレ登っていくと、峠の手前で新道(自動車専用?)と旧道に分かれるので、ワシらは旧道へ。峠はトンネルになってます。

クルマ少なくて大変ナイスな道でございました

峠を越えてすぐのところに道の駅があるんで、こちらで早めの晩メシをば頂きます。名物「ダールラーメン」なるものがあるそうな。どんなんだろ?

正体はもやし中心のピリ辛肉野菜あんかけタプーリの激アチラーメンでした

そこからさらにゴニョゴニョゴニョ…。本日もとある東屋にお世話になります。裏手にある用水路で行水してサッパリした後に、ウエルカムビールタイムです。

まだ明るいけど、本日はここで終了~


走行7日目、今日は宮古までほぼ下り基調の道をいきます。

閉伊川とJR山田線に沿った旧道をなるべく選んでクネクネと下っていきます。

こんな感じで旧道にそれたり戻ったり

中にはがけ崩れで通行不能になってる部分もあったりして。

これではさすがにチャリでもお手上げですな

下り基調とはいえダラダラなので、次第にムシアチ状態に。そんな時ドバ浴びスポットを見つけたんでトツゲキ。

ウヒョー!チベタ杉〜。ヅラ取れる〜

そんなこんなで、大して走った感もないまま余力十分でお昼には宮古到着です。

シートピアなあどで昼メシ食いつつ、この後の作戦考えましょか。

ワタクシは海藻塩ラーメン

その後土産を買ったり荷物を発送したりしつつダラダラ過ごして時間をつぶし、夕方近くから行動再開です。まずは銭湯、その後居酒屋へ。

こういう銭湯もホント少なくなったよね。次行く居酒屋はロボッチ君の目線の先

宮古でツアーお泊りつーたら夜はここですな、居酒屋無礼講。20年くらい前に入って余りの旨さと大将のお人柄に惚れて、それ以来再訪する日を待ち続けてましたがついに夢が叶いました。

お盆だし海も荒れてたんで魚全然ないんだけど…と大将は遠慮がちに曰いますがなんもなんも、タマランチ炸裂です

震災1年後の2012年にもこのあたりを旅して、打ち上げはこちらで是非と思ってたんだけど、お盆休みで持ち越しに。大将とお母さんも大分お年を召したけどまだまだイケるね!

イカ陶板焼にたまらずご飯をもらって昇天

いやあ美味しかった、大将、お母さんどうぞお元気で。

また次回までお元気で〜


さあ走行8日目、最終日です。ロボッチくんとはここ宮古で別れて、ワシは一路北へ向かい八戸を目指します。

距離は156km、アップは1800m!こんなに走れんのか?ワシ。

昨晩は雨&ムシムシだったので、たまらずワシはカプセルホテルへ避難。快適な朝を迎え激キツ必至の最終日に臨みます。

もー東北も真夏は夜も激アチです。温暖化を身をもって実感しました

予定通り近場の東屋で朝を迎えたロボッチくんとお別れの挨拶。今回も大変お世話になりました。

次の夏ツアーはどこかねえ。ホッカイドも最近は猛暑だし、もう走れるトコない?

三陸海岸沿いを行けば、海沿いの町で震災当時の建物が残されているのを目にします。

こちらは震災遺構の一つ、たろう観光ホテル。詳しくはこちらをどうぞ。

事前に申し込めばガイド付きで内部も見せてもらえるそう

ひたすら走って登って下って、11時前に道の駅ふだい着。順調順調。この調子なら夜の八戸発フェリーには十分間に合いそうですな。ん、ンマそうなタコ飯売ってるでないの。

魚屋さんで250円なり。美味しゅうございました

さてシパーツ!と思ったら後輪がフワンフワン。ってこれ、パンクしてるじゃん!修理を始めたらスペアチューブが古くてバルブがモゲそうに。仕方なくパンクしたチューブにパッチ当てる大作業を汗だくでするハメに。

予想外の大ロスタイムとなり、大慌てで再スタートです。

ひえ〜、ナイトランになっちゃう〜。スペアチューブは時々チェックしましょう

野田を過ぎたところで再び大休止。急ぐ旅とはいえ、グルメは必要すよ。人生潤いと余裕がないとね。つことで、道沿いのラーメン屋で海鮮塩ラーメン頂きます。

歳のせいでしょうか、こんなフツーの海鮮系塩ラーメンがタマランのです

午後から雨混じりになりましたが、これがまさしく救いの雨。オーバーヒートの心配から開放されただけでぐっと気も楽に。

もちろん雨具ナシでズブ濡れ水冷システム作動中です。キモチえー!

日が落ちてきたところで、無事八戸港到着〜と思いきや、見覚えのあるフェリー埠頭とは風景が違う感じ。八戸港ってこんなだったっけ?

と思いグーグルマップを見てみると、ワシがいるのは八戸港の東側。西の端にあふフェリー埠頭へはまだ5km以上走らなきゃならんと。しかも途中デカい橋が二つもあってこのアップがこたえること。

八戸港、驚愕のデカさです。東京か!大阪か!欧米か!っつくらい

っつことで、今度こそ無事フェリー埠頭到着です。余力があれば街の方へ行って風呂入ったり寿司食ったりしようと思ったけど、最後のひと押しにやられて余力ゼロ。ターミナルのレストランでしょうが焼き定食と生ビールで一人乾杯して終了〜となったのでした。めでたしめでたし。

心なしか顔やつれ気味?クーラーキンキンでしょうが焼きもンマくて言うことなし、この世の極楽浄土

っつことで、夏のチャリツアーとしては2016年以来7年ぶりでしたが、ホント夏が暑くなっちゃったなあと感じたツアーでした。までも、やっぱりチャリツアーはええね!来年っつか、今年はどこ行こう?

じゃまたね!