さてさて、我が職場の釣り同好会秋の釣り大会は、おなじみ様似港での開催となりました。初めて来た時はほぼボーズでしたが、今やお気に入りの釣り場の一つです。
高速の日高道もどんどん伸びて、静内のまあまあ近くまで一気に行けてしまうので、3時間もあれば様似へ行ける時代になりました。ありがたや〜。
仕掛けをセットして餌つけてポーンと投げて、次の仕掛けに取り掛かる間も、今投げたヤツに早速サカナ付いてない?と気になって仕方ありません。
すべての仕掛けを投げ終えたあたりで、おなじみ高性能中華アタリセンサーが「ピヨピヨピヨ!」と鳴き始めるではないですか。
合わせてみると、ヌオ!何か乗ったよ!平モノっぽいよ〜。上がって来たのは…
しかしその後、投げは沈黙。んでは、外海側のテトラ穴狙ってみましょうか。穴に垂らした自作ブラーがコツン、コツン、スルスルスルーッと底まで落ちたトコで待つと、間もなくブルンブルンという感じのアタリがきますが、その正体はほぼドンコ。
それでもメゲずに、同じ穴でドンコを釣り続けること20分ほど。ついにドンコとは違うガガガゴゴゴと骨のあるアタリが来ましたよ。
上がってきたのは…
暗くなったトコで、一昨年いい思いをさせてもらったウキ釣りで夜ソイを狙います。デカめの針にカツオの切り身を付けて投げ込めば、オホホきたきた、早速電気ウキがスーッと沈むじゃないですか。
どうなのどうなの?何付いた?と合わせてみれば、ガガガゴゴゴのアタリ。夜ゾイタイムが今年も来たですよー!
でも、ウキはその後沈黙。ただひたすら投げ直してはウキを見つめ、ウキが流され、また投げ直しての時間が過ぎていきます。
夜9時を回りアタリも止まったし、一旦クルマに戻ろかな。今回の大会公式宴会場所はちと離れたトコなんで、クルマのそばで一人寂しく飲んで寝ようかなと思いましたが、宴会料理人の鶴ちゃんからは大層楽しげなお誘いのlineが。マップで調べたら宴会場までは徒歩20分とな、んならチューハイ飲み飲み、歩いて合流しよっかな…
「ゴルァー!来たデー!」
「あー、寂しがりのヒトだー!」
宴会場では素行のよろしくない皆さんと、幹事お手製のゴチソーが待ってました。合流して良かった〜。
料理長の鶴ちゃんが操る鍋からは、激ウマ料理が次々繰り出されます。
さて、この時点での釣果は、大会三連覇による達人位ゲツトにリーチをかけたO田ちゃんが、手加減ナシで大爆釣しているようで、他の隊員は戦意喪失ギミ。この勢いじゃ前人未到の4連覇も全然有り得ちゃうんでない?そうなったら、達人の次の称号どうする?
協議の結果、4連覇の称号は1名を除く満場一致で「ウン○モラシ」に決まったのでした。
ささ、明日も早いしそろそろお開きにしましょか。釣り場へ戻る途中、こんなトコに?って場所におスナックがあるのをハケーン。中からは楽しげな歌声が聞こえてくるんで、ついドアに手が伸びそうになりますがガマンの子。
さて翌朝、すっかり明るくなった5時半に起き出し、カップ麺で腹ごしらえしたりその他の活動したりと、優雅な朝のひと時を過ごしたのち戦線へ復帰。さあ、朝マズメはどうだべか?
上げておいた投げ仕掛けにも、イソメをつけ直して再投入しますが、まるでノーピクリンの気配。ほんじゃ内海側のテトラでも攻めよかな。案の定またドンコの猛攻から始まりますが、メゲずに探っていると…
渋めの朝マズメでしたが、時刻はそろそろ8時半。太平洋側では、なぜかこの時間帯に大物が上がるのです。投げ仕掛けのすべての針にイソメをドバ掛けして待っていると、ジェット天びん一本針仕掛けの竿先が小さく揺れ始めました。
時間的にもこれがラストチャンス。大物付いてちょーだい!と祈るキモチで合わせてみると、よっしゃ乗った!今回一番の手応え。巻けばスーッと寄ってきたり、石のように重くなったり。こりゃそこそこの平モノ感よー!
お隣のマンちゃんにタモ入れしてもらって無事上がったのは…
その後往生際悪く再度穴も狙ったり、投げも何度か投げ直したりしてみますが、結果は出せずゲームセット。さあ片付けて計量です。ワタクシの提出魚はソイ2尾とカレイ3尾。
して、順位は…5位!なので、ゴミ賞!ムググ。でも、繰り下げで特別賞の最大平物賞をゲツト!
戦い終わってノーサイド、戦場をバックに集合写真を撮って解散です。優勝はO田ちゃん。大会を三連覇し、見事この会三人目(だっけ?)となる達人の仲間入りを果たしました。おめでとー!
さて帰宅後。今回の釣果です。最後に釣れた38センチのクロガシラを筆頭にこんな感じ。
その晩の食卓にはガヤ塩焼き、コマイ三平汁、師匠からもらったカワガレイの刺身、クサウオと一緒に釣れてきたツブ貝煮付けが並びました。
今回もそこそこ釣れたし、宴会盛り上がったし、お米もゲツトできたしで、サイコーの大会となりました。やっぱ様似ええねえ。
じゃまたね!