さささ秋も深まりいよいよ本格釣りシーズン。我が職場の釣り同好会もこのシウ末、様似にて釣り大会を開催してきたワケでありんす。悪天候で延期も検討された中、今回はツワモノ7名が参加。2年前の同地での大会では、ワタクシは4位でしたが今回はいかに?

さて、様似ならば場所取りが勝負を左右するわねと、同行のマンちゃんと頑張って早めに札幌を出て、12時過ぎには目当ての外防先端部に入釣。大会開始の14時まで時間があるので、様子見に竿を出してみると、川ガレイと小サバがポツポツ。その小サバをエサに泳がせてみると、ググンとナニモノかが食いついた模様。時刻を見ると13:53、んぬビミョー。

「んがー、これは…あと7分泳がそかな…」

と、ルール上グレーな行為をしたあげく、14時きっかりに上げたのは、大してデカくもないトウベツカジカでした。

さあ14時も回ってプレイボール!

しかし、サバは釣れるもののカジカが釣れず、あっという間に夕マズメ突入。それでも16:30頃、投げ続けたカレイ仕掛けにようやく、ギリギリ提出魚サイズのクロガシラがヒット。

ようやく来てくれました、今回の大本命クロガシラ様。まだちっちゃいけどね。

その後、暗くなった頃にロックのIG君が登場。すぐ隣でワームを始めるや、いいサイズのクロソイを立て続けに上げるじゃないですか。それを見てワシも「こりゃ夜は表層や!」と、イソイソとウキ釣り仕掛けを用意し追撃。

巨バリにサンマ輪切りを付けてポーンと投げると、間もなく電気ウキが海中へボヤーンと消えていきます。

「オリャーッ、キターーーーッ!」

大合わせののち、ガガガゴゴゴと手元を揺さぶる手応えとともに上がってきたのは、25センチ級のクロソイ。

こちらはIG君ご提供の写真。ワシは忙しくて撮りそびれちゃった。

その後は隣のIG君とともに、投げればガガガゴゴゴの夜ソイ祭り会場はこちらです状態。放り込めばウキが消え、大合わせして乗ればガガガゴゴゴ。これはやめられまへん。

そんな時間がしばらく続き、アタリも落ち着いた頃、時計を見れば間もなく21時。では一旦休戦して、現地宴会タイムですな。

宴会セッティング中。この写真をスマホのAIは「ライブ・舞台」と認識しますた。

ワタクシからは肉をご提供。イオンの安いアメリカン牛です。

釣り会ではすっかり肉のオジサンに。塩コショーしてニンニクオイルで焼くだけ。ンマヒ!

宴会のメインは、先週積丹でやってあまりにンマかったペスカトーレ野蛮風が再登場。本来釣りエサ用だった余りのイカも投入。

今回はエビも入ってゼータクに。イカが味の決め手。貝欲しかったね。

気がつけば皆さん、何となく距離を取ってソーシャルディスタンスな宴会となっていたのでした。

キレイに1.5メートル間隔に展開。withコロナ時代の野蛮スタイルですな。

さあ翌朝、大会は10時までの勝負です。ワシも5時前には釣り座へ戻り、カレイ狙い一色で仕掛けを投げ直します。全ての竿には超高性能中華アタリセンサーを装着して準備万端。これでどんなアタリも見逃しナシやー!

高性能中華アタリセンサー。対岸でやってたM師匠曰く「スゲーうるさかった」とのこと。

そして6:50頃、待望の…「ピヨピヨピヨ」が来ましたよ!

ヌフォー!ピッヨキターーーッ!竿に飛びつき巻いてみると…

30センチ級クロガシラ様めんそーれー。さあ続いてちょうだい!

んが?何か重いけど…魚じゃないなこれ。

アブラガニかな?写真に収めて珍魚賞ゲツト!即リリースです。

さあ来ましたラストチャンス、太平洋の8:30ですよー。太平洋側での大会では、なぜかこの時間に大物が上がることが多いのです。そこで、半端に針がデカかった胴突仕掛けを、勝負のジェット天秤一本針に変えて、イソメ房掛けで投入。

すると間もなく、センサーがピヨピヨ騒ぎ出すじゃないですか。はいはいはい、ちょっと待ってね〜、ンゴッ、今度は重い!デカいぞこれは!

来ました太平洋の8:30!35センチ級クロガシラでした。

さらに10分後にもピヨピヨコール。なかなか寄っても上がってもこない大物の手応え。こりゃデカいぞー。

今回最大の38センチクロガシラで締めくくりました。

いやー、今回は夜のウキ釣りから、朝のクロガシラまで、やることなすこと大当たり。こりゃもしかして優勝もあるかな?いやいや、優勝とまでは行かなくとも最大平物賞はカタいかな?まあ悪くても3位くらい?などとムフムフ上機嫌で釣り座を片付け、計量場所に向かったのでした。

いや様似ええねえ。向こうに見えるは日高山脈の端っこ。来た時よりも美しく!

さささ、計量タイム。ワタクシの愛しい提出魚は、朝マズメに上げたクロガシラ3尾と夜ソイ2尾。あれ?思ったよりデカくないし、重さも…あれ?

ソイとクロガシラ以外にもサバ、ガヤ、川ガレイもキープ。あそうそう、実はサケもいます。もらっちゃったの。

「今回の優勝はO田ちゃん。身長賞は万ちゃん、最大平物賞はM師匠。」

あれ?ワシは?

「ヒダカは4位、7人中の!」

ガビーン!この釣果で、あの絶好調ぶりで4位?真ん中?Bクラス?どゆこと〜〜〜

納得できないキモチのまま、賞品のカレーを頂くワタクシでした。

まわりもうらやむ絶好調だったのが、フタを開けてみればまさかのBクラス。んむむ、まだ精進が足りませんな。名人への道は遠いね。んでも次回も頑張ります!

じゃまたね!