夏が終わればさあ再び釣りシーズン突入。っつことで、ホントはこのシウ末は職場の釣り大会だったんだけど、台風の影響で船渡しが出ず延期に。モンモンとしてたところ、M師匠より「この東風なら西積丹は絶好のコンディション、有志よ集え」との呼びかけがあり、それに応えたオサーン総勢4名で、西積丹はO海岸を目指したワケでありんす。

事前情報では、狙ってもなかなか釣れないハッチー(ハチガラ、オウゴンムラソイ)が時間帯によっては入れ食い!?運が良ければヒラメやブリも釣れるかも!?とのことで、であれば今回はエサも投げもナシ!ルアー竿二本と巨大タモ・ダークマター二世号だけ持って臨むことにしたのでした。

先着したM師匠&U隊員が空けてくれていた一等地に、遅れて現地入りしたワシとマンちゃんで入釣。夕方のギリギリまだ明るいあたりでプレイボール!早速ワームを足元へ落としてみると、ガヤが2~3尾上がったあと、

「モゾモゾッ、ゴンッ」

と、ガヤとは違うアタリ。上げてみると…

ウホホ、来ましたよー!マダラ模様のムキムキ魚体、ハッチー様登場。

これは続けてイケるでー!と、再びワームを足元に垂らすと、ガヤに混じってモゾモゾ、ガツン!これはなかなかのサイズでないー?

25センチ級ハッチー様。いい感じよー。転がってるのは、波打ち際にいた謎の巻き貝。食えんのかな?これ。

こんな感じで何尾かハッチーを追加したところで、今までとは雰囲気の違うアタリが。

「ンガ、根がかった?」

と一瞬疑うほどの山のごとし感。でもラインの先には間違いなくナニモノかがその場から離されまいと抵抗している感触。

「ヌフォー!もぐるなよー!」

か細いルアー竿で抜き上げたのは、おそらくワシ自身最大、28センチのハッチーでした。

まるまる太った大型ハッチー。このサイズでも引き&重さはキョーレツ。

そんな感じで一時間あまり、ソコソコサイズのハッチーやガヤとタイクツしない程度に遊んだところでアタリが終了。さささ、そしたらみんなお楽しみのアレですな。現地宴会「野蛮」のお時間です。

一品目は、何とこの磯でテーラー仕掛けを出し奮闘したM師匠ご提供によるヤリイカ刺身。

お久しぶりー!ムフウ、やっぱ新鮮なのは透明コリコリでン・マ・ヒ!

続きましては〜、マンちゃんご提供によるハッチー2尾をまずはソテーして…

ニンニクとオリーブオイルでソテーして、一旦お休み頂きます。

続けて、玉ねぎを炒めたトコに、これまたM師匠ご提供の自家製トマトピューレを加えて…

もうンマくなる予感しかしません。久々の取っ手切断鉄フライパンがフル稼働。

ソテーしたハッチーと小型のマイカ、さらに謎ガイも投入。赤ワインと豆を加えて煮込めば、ペスカトーレ野蛮風完成です。アーレ・キュイジーヌ!

これは銀座で出したら一皿8000円だね、とみんなで自画自賛。それはもう、言葉では言い表せないンマさでした。

魚介を食い尽くしたところにパスタ投入。トッピングはこれまたM師匠の家庭菜園より登場のアサツキ。

グハア!美味至極。これは歴代野蛮料理ナンバーワンと言っても過言でないかも。

まだソースが余っているので、冷凍チャーハンとパスタのゆで汁を加えて、なんちゃってリゾットでシメ。

安心の大企業プロダクトも加わって、もはや異次元のUMAMIに。

いやー、うまかった!ハッチー釣りも堪能できたしサイコーの夜です。

釣りと現地宴会を愛するオトコたち。

さて翌朝、朝マズメに究極のターゲット、ヒラメを狙って皆さん奮戦しますが、ノーピクリンでフィニッシュ。まあ、ヒラメはまた次回!

西積丹O海岸。手前のテトラを渡らなきゃならないので、軽装&足元しっかりがマストです。

今回の釣果〜。ワタクシはハッチー7尾でした。こんなにハッチーばかり釣れたのは初めて。うれしー!

28センチを筆頭にキープサイズのハッチーたち。全身筋肉でパワーとスタミナの塊。

マンちゃんは29センチのハッチーを見事ゲツト。後から入釣したワームチームがいい思いをさせてもらいました。M師匠とU隊員に感謝。

いやデカいじゃん!えがったねー。

帰宅後、中くらいのハッチーを刺身に、アラは汁に、胃袋は湯がいてポン酢で頂きました。

どれも美味しゅうございました。胃袋はコリコリ。左はオマケの巻貝、磯玉です。

ここからは後日。一番デカかったハッチーはアクアパッツァに。

いや迫力あるねえ。ムキムキの身はプリプリに。たまらん。

狙ってもなかなか釣れない貴重な魚、ハッチー。しかも今までイマイチ信じきれてなかったルアー釣りで、こんなに釣れて大満足です。さて、二週間後はいよいよ秋の釣り大会。この勢いで上位入賞目指して頑張ります!

じゃまたね!