達人位獲得もマボロシと消え、タダのオサーンに戻って臨む2020年春の釣り大会。何のプレッシャーもないし、ヨッメ&イッヌ同伴でノンビリ釣りを楽しみましょかと、今回の戦場である積丹はH海岸へとお気楽モードで向かったワケでありんす。
二週間前にも入釣したH海岸は、今日もホッケ狙いの釣り人で満員御礼。そこで、もう一つの戦場である、車の前から釣りができるI海岸でプレイボールすることにします。
コマセを撒くと早速子ガヤが寄ってきますが、サビキを垂らすと彼らに混じって「オホ、お久しぶり!」のウミタナゴがポンポンと釣れてきます。「この場所でもそこそこイケるんでない?」と、投げ仕掛けも出してみると、間もなくデカめのピクリン酸が。巻き上げてみると…
ところが、投げ返して二尾めを上げたあたりでモーレツな西風が吹き始め、竿は飛ばされ椅子は倒され釣りにならない状態に。こらアカンわと大慌てで撤収します。結局ここではウミタナゴ2尾、ホッケ3尾をゲット。提出魚の5尾が早々に揃ってとりあえずホッとします。
その後H海岸へ戻ってみると、ソコソコ空いてきてたので、外防先端近くに入っていたマンちゃん、マッチャマ君の横に釣り座をセット。
【後日追記】
さあ夕マズメ、ここでヒミツ兵器投入!密林で見つけるなり「これだ!」と見初めて4コ1600円でお買い上げしたアタリセンサーを、二本の投げ竿にセットしてみます。ホントに使えんのか?これ。
すると直後に「ピヨピヨピヨピヨ!」とまあまあ迷惑な音量のアラームが響き渡ります。
「ウワうるせっ!うるせっ!」
ミチイトを外してアラームを止め、巻き上げてみるとオホホ、ちゃんとホッケがかかってるじゃないですか。
「キャハー、使えるわこれ!楽しー!」
その後もアタリは逃さずピヨピヨピヨピヨ!それに合わせて上げれば、ほぼ百発百中でホッケが付いてきます。いやこれは楽しいし、頼りになるわー。音量調節できたらサイコーなんだけど。
そんな感じで夜までポツリポツリとホッケが上がりますが、20時頃に雨が強まるとの予報で一旦クルマに避難。雨をやり過ごしてからお楽しみの現地宴会に突入です。
まだ雨が残る中、見切り発車で宴会開始〜。鍋はクルマのラゲッジスペースで、焼き焼きはダンボールでコンロを囲って風よけに。
ちなみにこの時点では、外防先端でホッケの数釣りに成功し、夕マズメにいいシマゾイも上げたマッチャマ君と、二週間前と同じく内防からのテトラ越しでホッケといいマガレイを上げたM師匠が一歩リードな感じ。ワタクシはホッケ6尾となったものの、型は小さめでまだまだ頑張りましょう感。朝マズメでどこまで大物で入れ替えられるかですな。
宴会には卵も2パック投入。一気に10個使ったオムレツも炸裂。
さささお待ちかねのメインディッシュ、半額高級肉は塩コショーのみでステーキに。
23時頃宴会はお開きに。起床は4時半。ヨッメに運転してもらってS海岸のキレイなトイレでUNKO活動した後に、さあ朝マズメの勝負再開です。早朝から釣り場は再び大盛況。
入った場所が良かったのか、ワシと隣のファミリーのあたりでは、なかなか調子良くホッケが釣れてきます。時折ダブルで掛かると重いの何の。ああ、ホッケ釣り楽しいねえ。
その後、タモ入れが必要なチョー嬉しい珍客が釣れたりするドラマもあったりしつつ、9時半に納竿。10時にゲームセットしてさあ計量です。どうかなどうかな〜。
さあ表彰式、珍魚賞は✕✕を釣ったマッチャマ君と、△△を上げたワタクシ。賞品のボックスティッシュをゲツト。
して、今回の優勝は…
これまで何度も涙を飲んできた、ロック無冠の帝王IG君でした!デカめのメタルジグで良型のホッケを揃え、念願の初優勝に輝きました。
2位は、前日の釣果で優勝を確信し、油断してしまった絶対王者M師匠。それでもマガレイ40センチで最大平物賞のお米をゲット。
ワタクシは彼らに続く第三位。レトルトカレーセットと余りの牛肉ゲツトです。
今回の釣果はウミタナゴ2、マガレイ2、ホッケ23、遊星からの物体X1でした。まあこのくらいだとさばくのもラクでいいですな。しばらくはホッケのフライ祭りやー。
ホッケもマガレイもウマいけど、個人的には淡白な味わいのウミタナゴの塩焼きが好き〜。いやお久しぶり!ンマひ!
という感じで、コロナ騒ぎの中ひとときの安らぎを味わった週末でした。
じゃまたね!