ここんとこクルマでのキャンプが中心で、チャリツアーはとんとゴブサタであったワケですが、今シーズンももう終盤になったトコで、何人かでワイワイとチャリツアーに行きたいなあ。と思っていたところに、お好きそうな皆さんにお声がけしてみると、4人の猛者からご快諾が。あんましキツくなくてそこそこ走った感も得られて、キャンプ場の利用料が安くて温泉が近くにあって、ナイスな買い出しもできるトコちゅーたらどこJAROか?という厳しい条件をクリアし、今回白羽の矢が立ったのは月形方面。職場のチャリツーリストと20年来のチャリ仲間とともに総勢5名様で、自宅からオール自走&火器類も焚火中心で、化石燃料もお金もなるべく使わないドケチツアー改めエコツアーに行ってきたワケでありんす。

集合場所からほどなく、北大の北キャンを抜けるあたりで早くもツアーフィーリングが蘇ってきます。ああ、これこれ、これですよー。チャリツアーっていいねえ。

コンビニに寄るだけでも、みんなで荷物満載のチャリで乗り付ければ、なんとも言えない楽しさがあふれてきます。昼メシはどっかで食うから、ちょっとしたオヤツだけねー。

町なかのコンビニに荷物満載のチャリで、みんなで乗り付けるだけで、なんとも言えない楽しさに浸れます。ワシ、寂しかったのかな?ああ、ツアーっていいねえ。

月形までのルートはほぼ平坦路。東区の住宅街をくねくね走って市街地を抜けたところで、新しくできた当別の道の駅で昼メシ。道の駅とは思えないオサレな内装と品揃えにのけ反りつつ、イタリアンラーメンなるものを頂きます。ん、ンマいじゃん!

500円ナリのイタリアンラーメン。クリーミーな鶏だしとレモンと黒コショーの組み合わせが絶妙でございました。

その後もなるべく国道を避けて農道をチンタラ走ります。碁盤の目状に走る農道はどこも走り放題。ほぼクルマ通りのない平坦な道をただただ漕いでいれば目的地が近づいてくる幸せ。ああ、ホッカイドのチャリツアーはいいねえ。

収穫間近の稲がたわわに実っておりましたえ。天気にも恵まれてこれ以上無いチャリツアー日和です。はぁ~い~キモチだねぇ~(byバッチ)。

キャンプ地間近のところで忘れずウエルカムドリンクを調達。ツマミはあんまし腹一杯にならない程度にねー。

ホームセンターとスーパーとコンビニが合体したような無敵の小売店ニコットさん。あとは風呂とベッドがあったら手ブラツアーできちゃうね。

店が閉まらないウチに大事なモノも調達しときましょう。月形と言えば、肉のさかいさんの味付けジンギスカン。これで長い夜もバッチシ!

目的地に月形を選んだのはここ、肉のさかいのジンギスカンを食いたかったからっつのが最大の理由だったりして。

おっし!着いた!テント張った!ところで、早速ウエルカムドリンクを頂きましょう。さすが人気のキャンプ場、ワシらが着いた15時頃には良さげなサイトはほぼ埋まってましたが、個室テント5張りなんで空きスペースにソソソと張らせてもらいました。よーし、やっちゃう?始めちゃっちゃう?

ウエルカムドリンクタイムのツアーボーイズの皆さん。左はバッチ、中央はYダッチ、右はIタバッシー。重たいチャリで皆さん頑張りました。

とはいえまだ風呂入ったりもあるんで、まずは軽くね。大動脈冷却を兼ねた冷凍エダマメ太もも乗せから。

溶けるまでじっとガマンの子やでー。人には上げられないし、人のは食いたくないけど。

疲れを癒やすには酸っぱいモノ!むせ返りながらところてんを頂きます。この時期にしては暑い一日だったんで、クエン酸が回路に染みる〜。

疲れにはやはりスパーいモノが効くワケですな。カロリーないけど。

さあ、風呂もみんな済ませたところで夜の部プレイボール!焚火台と中華ネイチャーストーブモドキに火を入れて、まずはなぜかマグロの刺身から。ンマい!

焚火が営業運転を開始したトコでマグロを切るワタクシ。奥は久々ツアー参加のブルベレディNオミさん。

さささ、お待ちかねのジンギスカンは、ネイチャーストーブモドキで熱した鉄板で焼いちゃります。んほー、悪くないよー。柔らかくて味付けもバッチシじゃないですか。

オホホー、やはりジンギスカンは味付きのを厚い鉄板で焼くですな。

ままま、焼けるトコを動画でもどうぞ。シズル感たっぷりの音が出ますので通勤中、おシゴト中の方はご注意を。

宴もたけなわになったタイミングで、カレー職人のバッチによる手羽元と鶏団子入りカレーが炸裂。トマト缶とSBカレー粉に、バターもたっぷりでチョー本格的。できるなバッチ!

カレー奉行バッチのカレーソロタイム。狭い中でチマチマいろいろやってるのがわかるいい写真だね。撮影者はYダッチ。

バッチカレー御降臨の、夜の部クライマックスの頃を動画でどうぞ。こちらも音声ご注意でっす。

ちょうど5人だったので、5パック入りの即席ご飯をそのまま皿代わりにして頂きます。んほ!たまらんぞバッチGJ!

バッチ渾身のカレー。ありがたく頂きます!これで明日の燃料もバッチリじゃー。

チャリに積めるだけの荷物でチマチマと焼いたり煮炊きするのがサイコーに楽しいワケです。しかもたき火までできちゃうって、ゼータクだねえ。

薪は売ってないキャンプ場なんで、分担して積んでいきました。

さて翌朝。サイトはこんな感じで隅っこの方にチョコリンと張らせてもらってたワケです。

Iタバッシーの愛機ランドナーを先頭に、Nオミさんのテント&チャリ、ワシのテント。

今回初ジョイントのYダッチはなかなかの凝り性DIYer。自作の軽量折りたたみテーブルで豆から挽いたコーシーなぞ入れておられます。

お、座っているのは高級アウトドアブランドの折りたたみイスじゃないですか。えーのー。

やがてみんな起き出してきて朝の部スタート。ワタクシもUNKO活動がてら柴を集めてきて、エコ朝げ開始です。

Yダッチの自作折りたたみテーブルと、朝から張り切るおっさんたち。

いっそもー鍋も自作!ストロンゲスト缶を切ったヤツでお湯を沸かしてみたりして。

一瞬で沸騰するけど、外側はススで真っ黒。

コーシーカップも麦ホ缶で自作!沸いたはいいけど熱くて注げない、飲めないことに気づき、焚火グローブ装着で頂きます。ンフォ、ンマい。

ちなみに鍋&カップは、アルミ缶をナイフで切って、切り口を内側に折り曲げて作ります。プライヤー的なもので、飲み口をぐるりとつぶしてやります。

大量に残っちゃったジンギスカンも朝しっかり頂いていきましょう。朝からネイチャーストーブモドキ&鉄板システムフル稼働ジャイ!

かなり重いけど焚き火料理には欠かせない相棒なんで、連れて行かないワケにはいかない鉄板様。今回も大活躍でした。名前付けなきゃ。

こちらYダッチの愛機。リヤキャリアは自作延長パイプ&斜張橋システムでなかなかの変態マシンに仕上がってますな。

なかなかの独自進化、ガラパゴスっぷりがイカしてますな。ツインハンドルはもはや小径車ツアーにはマストアイテムと言っていい?

朝の部を終えて、さて本日も安全運転で帰りましょうとスタートしようとした矢先にまさかの雨。まあでも今日は帰るだけなのでキモチは楽です。気温も高めだし、コケないようにだけ気をつけて帰りましょう。

「あれ?雨?降んの?今日」現実をなかなか受け入れられない皆さん。

しかしやがて雨も小降りになり、今日も快適なサイクリング日和になってきました。

こちら今回使用の我が愛機。650Bっつマイナーだったホイールサイズが最近の27.5インチブームで今やタイヤ選び放題。あらためて乗ってみるといいタイヤサイズだね。スピードのノリも乗り心地もサイコーです。

ボチボチ35年選手ですが、この頃のフレームはやっぱりちゃんと作られてるなあと安心できます。同じクロモリでもBルーノとかFライデーのフレームなんか…ヤメとこ。

行きと同じ道の駅でまたイタリアンラーメン食べよかなと思ったら、ちょうど焼きたてだっつので、帰りはラザニアを頂きました。んぐぐ、これまたンマいじゃんか。やるねえ、最近の道の駅は。

昔はデニーズでタバスコをジャバジャバ掛けてよく食ったもんです。懐かしい感じ。

復路は都心部を避けて豊平川サイクリングロードをビクトリーラン気分で走ります。向かい風が強かったけど、ギヤを落としてユルい上り坂気分でチンタラ走って行きましょう。

サイクリングロードで市街地をぐるりと時計回りに迂回していくと、やがてドーンと札幌の町並みが見えてきます。

サイクリングロードから外れれば、そこはサポーロ中心街。戻ってきたデー!最後はオータムフェスト最終日で賑わう大通を走って無事帰宅したのでした。

この帰ってきた感がわかりやすいのもエコツアーの魅力ですな。

という、大充実のチャリツアーでした。やっぱみんなで行くツアーは楽しいねえ。次回は少し峠も混じえて、さらにハードなヤツ行ってみますか!ではまた次回〜。