野遊びシーズンもいよいよ佳境に入ってまいりまして、今年こそは去年行けなかったバイクツアー行こうよと、春先から職場の同僚バイクotokoたちと予定を立てて、さあ当日を迎えたワケです。

決行日は6月最終週末の土日。しかし今年もシウ末になると天気が崩れるおなじみのパターン。予報的には土曜は保つけど、日曜は少し降られそうとのこと。一応準備して集合場所の職場で落ち合うワケですが、kノッチ店長の40年選手ドカ900ss号が、最近雨降ると漏電してエンジンが止まっちゃうとのことで、ワタクシのRZR号ともども雨天走行はやめといた方がよかろと。ついでにIタバッシーのTDM号もバッテリーご臨終&片肺とのことで、こりゃバイクはヤメときましょかと。ただ、せっかく準備もしたし、バンガローも予約してあるし、何かもったいないよねー、ということで、コンセプトはまるで変わっちゃうけど、クルマ一台で行っちゃおか!っつことで、前から泊まってみたかったけどイヌNGとのことで行けてなかった、襟裳の百人浜オートキャンプ場を目指したワケでありんす。

まずは門別いずみ食堂さんにて、かしわそば&タコめし。しっかりした出汁と太めゴリゴリのソバで大変美味しゅうございました。

今回はIタバッシーに甘えて運転をお任せしちゃったんで、ワタクシは後席でウツラウツラしては気づくと「あれ?もうこんなトコまで来ちゃったの?」のワープ航法状態。

っつことで、気づいたらそこは百人浜キャンプ場。さー始めますかー!

さささ、一発目は鉄板ギョーザと鍋の中は灯台ツブ。今回はできるだけ焚火で料理したろでないの!鍋真っ黒になるけどotokoは気にしない!

クルマっつことで、Iタバッシーのヨメ、バシコ女史も参加。アヒージョ&バゲットなんてオサレなメニューも繰り出してもらいます。ンマい!

手前はk店長による長芋炒め。バイクじゃ運ぶ気になれないデカフライパン持参で、自宅にいるかのように調理してもらいます。

ひとしきり飲み食いしたトコで、雨も強まってきたのでバンガローのテラスへ移動し第二ラウンド。折角バイク見合わせたしバンガローだし、遠慮なく降ってちょーだい!つか、悔しいから晴れないでね。

百人浜のバンガローは各戸に立派なテラスがあって、雨でも安心ヘベレケ祭り。

うっし!メインディッシュ!今回は道中様似の花蘂水産さんで閉店(17:00)間際に滑り込んでゲツトした、巨大マツブの刺身。通称エゾボラ。せっかくなんで5ミリ厚くらいの厚めに切って、ゴリゴリのトコを頂きます。ンマい!たまらん。

銀河系ンマいものランキングダントツ一位(出まくりん調べ)の日高産ツブ刺し。普段はケチってペラペラの薄造りにするけど、今日はもう、分厚く切っちゃうもんねー!ウホホ。 

続いて、様似のマルサン工藤商店さんでゲツトしたタコマンマの塩辛。タコの卵巣だったかな?これは日本酒がススム君だ〜。

存在は知ってたけど、初めて食いました。これは日本酒に合うわ〜。

泊まったのはこんな感じのバンガロー。つーても電源、照明、ベッド、テラス付きでチョー快適でした。イヌもオッケーだったらなー。

奥のトラックが今回我々を運んでくれたIタバッシー愛車。年季入ってきたねー。トヨタハイラックスヂーゼル5速マニュアル、オトコ感あるね〜。

さて二日目。ままま、ここまで来たんで一応行っときましょか、くらいの構えでまずはこちら。

ド観光スポット、襟裳岬ですな。

年がら年中強風が吹き荒れてます。

ヅ、ヅラが飛ぶ〜、と大喜びのワタクシ。岬のすぐ横まで民家が立ち並んでますが、厳しい毎日なんだろなー。でも海が豊かなんだろなー。

キャンプ場で、岬にある風の館のタダ券を頂いたので、せっかくだし入ってみよかと余り期待もせずに入ってみたら、これがなかなかの当たりスポット。強風体験室とかあって、「外がいいだけ風強いのに、わざわざ体験させようってどゆことよ?」なんて半分ナメてかかったらこんなハメに。

うおおーっ!手離したら死ぬ〜!なんて、これはだいぶヤラセだけど、恐ろしい強風を安全に味わえます。

kノッチの方はちょっと失敗しちゃった。

懐かしの空中浮遊写真を思い出しますな。

ヅ、ヅラが〜(略。

オデコの帯状疱疹跡が痛々しいね。

帰り道にもう一軒、気になってた山奥にポツンとあるこちらの美術館へ。シュールレアリスムの巨匠だとか。

山奥に突然現れる不思議な感じのディマジオ美術館。

美術館にしては珍しく写真も拡散もオケーとのことで遠慮なく。自画像だそうです。

異世界感とオジサン感のミスマッチが味わい深いですな。館内にネコがいたりレストランがあったり、変わった感じのビジツ館でした。

これも載せていいのかな?こちらの陶芸作家さんの作品がちょっと吹き出す面白さ。これを見られただけでも行った甲斐があったかなと。

陶芸作家エムヤムさんの作品。カフカの変身をホーフツとさせる不条理ファンタジーが陶板に焼き込まれてます。面白ーい!変身読んだことないけど。

っつことで、ハードなバイクツアーのはずが、図らずもワープ航法しまくりんのお気楽ツアーになっちゃったというオハナシでした。Iタバッシー運転お疲れさまでした。バイクはまた次回頑張ります!