2018年の正月に実家に帰った際、今年はホッカイドで一族揃っての大キャンプ大会やりたいねえ、という話で盛り上がったところを始まりに、その後半年以上の準備期間を経て7月末、待ちに待った当日を迎えたワケでありんす。
場所はおなじみニセコサヒナキャンプ場。普段キャンプをしない兄・弟一家は道具など一切レンタルしつつの、三泊四日(結果的には四泊五日?)に渡るキャンプに挑みました。
普段は二人と一匹でちんまりスタイルのキャンプばかりだったワタクシたちも、総勢10名の胃袋を満たすべく、ホッカイドの旬の食材を生かしたメニューを考えたり、炊事・食事道具を調えて現地入りしたワケでございます。
初日はワタクシたち札幌チームは早めに現地入りしてもろもろ下準備。カレーの肉など煮えた頃に、ご一行様ご到着です。ままま、まずは焚き火を囲んで、マシュマロでも焼いててちょうだい。
初日はみんな大好き国民食、カレーです。まあいつも作ってるヤツです。大人が食ってンマいものは子どもが食ってもンマいはず!たんと食ってちょーだい!
二日目、ラフティングに行くご一行様とはしばしのお別れ。気をつけて行ってくるんやで~。オレは寝てるから。とイッヌ様談。
二日目のメインは肉!北海道らしく、ラムチョップ!炭火でじんわり焼いたトコをお召し上がり頂きました。「ラムは飲み物!」説も出るほどのジューシーさ加減に参りましたです。
ささ、矢継ぎ早に三日目。この日は朝から全員で積丹まで遠出します。兄弟一家ご一行様は、こんな黒のハイエース一台をレンタルしてきました。8人乗ってギューギューだけど、楽しそうね~。
さて参りましたよ、積丹は島武意海岸。真夏の北海道で、最後はウニも食いたい海でも遊びたいっつったら、やはりここでないかと。あ、もちろんウニは買って食べる方ね。一個も獲ってません!
ゴロタ石の海岸に下りたところで、皆さんにとあるモノをお配りしたところ、オトナもコドモも夢中になって何かに没頭し始めます。それは何かというと…
お渡ししたのはこれ。細い針金にスルメを付けたツール。通称「カニジャラシ」。それっぽい岩の下や隙間にスルメを差し入れると、カニどもがウハウハ食いついてくるのです。
動画でもどうぞ~。ちょっと音が出ますので、職場でご覧のアナタは音量を控えめにしてからどうぞ~。
カニジャラシも十分堪能したところで、キンキンに冷やして持ってきた北海道メロンタイム。いやあたまらんですな、これは。
こんなメロンね。もちろん皮と種は持ち帰りました。来た時よりも美しく!
そんな時ワタクシはワタクシで、例によって合法貝探し。磯玉を見つけたのであっちにある、こっちにあると少しずつ深みにはまっていき、結局はまた普段着のままずぶ濡れになるハメに。姪っ子も一緒になって転んでずぶ濡れになりつつ、なかなかの量をゲツト。
イッヌも3泊4日お疲れ様でした。最近はフリーにしても近くを離れず、楽なもんです。
さささ、忘れちゃいけませんぜ皆の衆!今回のツアーをこの時期この場所に設定したのはこのためだったでしょー!?積丹で調達してきたトレトレムキムキのウニで、刺身でもウニ丼でも行ってちょーだい!
3泊4日の戦いを終えて、兄と弟は疲れ果ててジョーのようにうなだれたまま昇天召されたのでした。
四日目最終日はご一行様と別れて、ワシらはキャンプの片付け、ご一行はクルマを帰して飛行機で無事帰宅…となるはずが、何と新千歳発のLCCが機材繰りで欠航。振り替えの自社便は翌日以降とのことで、こりゃウチに泊まってもらわニャ!ということになり、急遽71㎡のせっまい我が家に再集合となったワケです。
いよう!また会えたな!
ということで、最後は図らずもオプション一泊ツアーも追加してしまいましたが、皆さん大満足の一家ツアーとなりました。甥っ子たちも「来年も北海道行くぞー!」と盛り上がったりしてるそうな。
後日談。姪っ子が先日、学校で作った俳句は
「青い海 ヤドカリもいる カニもいる」
だって。ンマい!ノーベル俳句賞あげる!