バイク乗りたし、でもキャンプやら釣りやらチャリやらと遊んでいると、いつの間にか秋も終わりに近くなり、気がつけば1年まるまる乗ってないことに気づき、「こらアカンで、バイク乗りというより単なるバイクオーナーやで…ワシ」と何故か関西弁で自己批判をしていた頃、ドカ乗りの同僚から「行こっか」とあくまでも軽いノリでお声がかかったワケです。
とは言え時期は9月の末。寒かったらやだね〜ということで、事前にバンガローを予約しちゃって、テントなしのヌクヌクバンガロー宴会確定の安心感を胸に札幌を発ったワケでございます。
メンバーは職場の二輪漢(otoko)三人。おそらく三人とも乗るのは二年ぶり?この三人でしか乗りに行かないという鉄の絆で結ばれたワタクシたちです。
出発直後、まさかの土砂降りに当たったりするハプニングはあったものの、どのバイクも電装がトラブったりコケたりすることもなく無事乗り切り、その後は穏やかな日差しの中、快適に内陸ルートを進みます。
その後は5号線を長万部、国縫を経由しつつ進み、北檜山のスーパー「フードセンター・かんの」で買い出しをしてから瀬棚のバンガローへ向かいます。このスーパー、写真はないけど海の幸コーナーが充実していて大変ナイスです。
本日のバンガローはヨメ・イヌとも何度かお世話になった「せたな青少年旅行村」。最後にぐいっと急坂を登った崖の上にあるんで、眺めはサイコーです。この日もちょうど夕暮れ時に間に合いました。
荷物をおろして一息ついたら、近所の温泉でこわばった体をほぐします。フロから出たあとはもちろんこれ、瀬棚名物・足つぼサーキット!
さてバンガローに戻って宴会タイムです。テント張らなくていいって、風とか寒さの心配がないって、いいねー!さあ何から行く何から行く?まずは乾杯?と、もたもたしているうちに、Kノッチ店主がロケットスタートを決めて、早速一品目を仕上げます。
漢はナイフもまな板も使わない!ハサミで肉を切る!と板バッシー。スライドする肉にカウンターを当てながら、強引に第一コーナーに突っ込んでいきます。さあ、わかんなくなってきたよー。
漢たちの宴メニュー前半戦の様子。大胆さとチマチマ加減が垣間見えるのが大変趣深いものであるよと感じるのは私だけでしょうか。いやいいなあ、こういう夜って。この日に戻りたい!
ワタクシも負けじと鶏粥をプロデュース。参鶏湯っぽくするつもりが、ほんだしを入れたところ完全に和風味となってしまい無念のコースアウト。しかし「まあこれはこれでうまいじゃん!」と自分で連呼し、なんとか周回遅れを回避します。
前半のバトルが無事に終わり、後半は最近こればっかりのアヒージョでまったりとウィニングラン。互いの健闘をたたえます。このあたりから記憶が定かでなくなりますが、たしか昔のアイドルとか歌謡曲をスマホで流したり歌ったりしたような。まあ、いつものキャンディーズとか河合奈保子でしょう、たぶん。
ということで、勝者のいない瀬棚グランプリが幕を閉じ、ライダーたちも束の間の眠りに落ちていくのでした。
翌朝は雲ひとつないド快晴。まさにバイク日和です。今日も安全運転で行きましょう!
二日目は海岸線を北上し、まずは磯谷牧場へ。ツーリングマップを見たライダーくらいしか来ない、なかなかの穴場です。
だいぶ前のレポートにも書きましたが、ここからの眺めもなかなかのもんです。遠くに見えるのは寿都の弁慶岬あたりじゃろか?もう少し晴れていれば積丹半島も見えるはず。
その後、内陸へ入って蘭越、さらにニセコを少し走って寒さに震えつつ極上のワインディングを楽しみ、倶知安から樺立峠、赤井川から毛無峠を経由して小樽、そして札幌まで戻るというルートで帰ってきたのでした。
いやあRZR号もまだまだイケますな。走る・曲がる・止まる・積む、全て大丈夫!来シーズンも頑張ります!