昨年に続いて今年もナギちゃんに講演をお願いしたところ、今年はなんとデザインチーム三人で来てくれるとのことで、であれば翌日は何かホッカイドの夏を満喫して頂かにゃならんなと。そこで白羽の矢が立ったのが真狩村。まっかり温泉の隣のコテージで、ホッカイドの旬の食材てんこ盛りのウチメシ作りながら、夜を徹して語り合おうでないの!というご提案に満場一致でご賛同頂き、それ以来シゴトも手に付かないまま当日を迎えたのでした。

ということで当日、ジムニーモドキ号にデカいオッサンが4人みっちり乗って、well-being(人生の輝き)ツアースタートです。

永遠の小五たち。ジムニーでもギューギューだけど何とかなるっつーか、むしろ楽しかったね。

kiyoさんのitunesで80年代ソングを流しながら、バカ話しながら最初の寄港地、余市を目指します。ちょうど昼時なんでまずは海の幸、おなじみの店で握り650円ランチから行ってみましょう!

700円足らずでこのクオリティ。店名はナイショにしとこうかな。知りたい方はワタクシまで~。

ランチに加えてサバガリ巻きと鉄火巻きも食って、見るからにwell-beingでパンパンになった腹を揺すりつつ、真昼の盛り場カイワイをフラフラ歩いて抜け、お次は定番、余市のニッカ工場を訪ねます。ここに来たらやはりこれですね、試飲コーナー!って、あれ?飲み放題じゃなくなっちゃったのね?

試飲コーナーではウイスキー二種とアップルワイン等でwell-beingできます。ドライバーのワタクシはもちろん、炭酸水でのwell-beingです。

前日のセミナー懇親会では肉三昧だったので、今日は何か海鮮系食いたいねえ、ということで、晩の買い出しも余市でやっちゃいましょう。柿崎商店さんで、貝やらカニやらウニやら、ホッカイドの海のwell-beingをこれでもかと買い込みます。

と言いつつ、チャーシュー1キロ近くお買い上げのハネちゃん。今回は皆さん料理上手のメンバーばかりで、ワタクシも楽させて頂きました。

余市から先は赤井川、樺立峠を経由して倶知安へ入ります。峠を越えると羊蹄山が迎えてくれました。いいよいいよ~、楽しいwell-beingな夜になりそうな予感。

北海道民にはおなじみ、蝦夷富士こと羊蹄山ですな。手前はたぶんジャガイモ畑。

羊蹄山を前に、デザインチームお三方のカメラマン魂が炸裂します。ワタクシも初めて見る新兵器osmoを活用しながら、映画みたいな動画を撮りまくっておられました。

三人とも撮ってるってのがいいね。osmoえーなー、欲しいなー。

その後、海外資本ですっかりあちら風の町並みになったニセコひらふエリアなどにも立ち寄りつつ、本日の目的地、まっかりユリ園コテージに到着です。
そして、到着後は早速クッキング&イーティング&ドリンキング&well-beingタイムに突入します。まずはハネちゃんのチャーシューエッグからはじまり、ゆでとうもろこし「夢のコーン」で手堅く二連勝を納めます。夢のコーンの甘さがたまらんです。ホッカイドの夏はええねえ。そして、喜んでくれる仲間ってええねえ。well-beingまっただ中だねえ、オレたち。

コーンにむしゃぶりつく永遠の小五ボーイズたち。やっぱり旬のコーンはいいねえ。

続く魚介シリーズは焼きガキ&焼きホタテから。イワタニ製の炉ばた大将がフル稼働し、次々と貝を焼き上げていきます。獅子奮迅の働きぶりに皆さん「俺も買うよ!炉ばた大将」。

焼きガキに襲いかからんと、殻の隙間をうかがうkiyoさん。

ちなみに中身はこんな感じ。こんなのウマいのかな~?一見ウマそうに見えるだけで、大したことないんじゃないの~?

って、そんなワケないでしょー!ンマいに決まってるでしょー!

火加減もバッチシでプリプリに仕上がったところを、何の味付けもせず頂きました。ありがたやー。毎度ご覧頂くばかりですみません。

ここで小五チーム最後の刺客、nawokiさんが札幌から高級スポーチカーを飛ばして合流。5人揃って宴会もいよいよフルスロットルというところで、実はkiyoさんとnawokiさんが同窓生であることが判明。二人は熱い抱擁を交わします。

お互い名門、K州GK大出身であることを知り、人目をはばからず抱擁を交わす二人。まさしく今回のツアーにおけるwell-beingのクライマックスでした。

宴もいよいよ最高潮。ワタクシも釧路に通い詰めて学んだ釧路式ツブ焼きを披露させて頂きます。焼く前にショウガ醤油で煮て、身をちょっと出してよろしくない唾液腺を取り除き、身を殻に戻してから網に乗せて、煮汁を注ぎながら焼きます。意外に手間かかるけど、well-being必至のメニューです。ちなみに、真ツブじゃなくて青ツブを使います。

カハー、もう写真を見るだけでwell-beingがよみがえります。オリジナルは釧路「かど屋」へどうぞ。ちなみに唾液腺はたまに当たって、目が回ることもあるそうな。

そして宴も終盤戦、ヘラガニでカレースープが作られ、ラーメンがブチ込まれたようです。伝聞形式になっちゃうのは、このあたりからワタクシの記憶が怪しくなってきたからです。

ああ、その前にホッキ貝の刺身も食べたね~。そりゃあ間違いないよ、二枚貝の王者、ウマいよね~。

ワタクシはラーメン食えずに寝ちゃったみたい。ナギの目も完全に逝っちゃってたので、目以外をぼかしてみました。

予定していたメニューも大体食べ終えたところで、一人倒れ、二人倒れ、最後はテーブルを中心に、まるで風車のように4人仲良く横になり、夢の世界でそよ風に吹かれるのでした。

夢の中で、僕らはこんなことを話していたのかもしれません。
「中二病とか言うけど、俺たち全然、小五くらいだよねー。」
「でも、well-beingって、いつまでも小五の心を忘れないでい続けることなのかもしれないね。」

という、ドヘタなまとめですみません。

そんな会話があったかなかったか、それはもう誰も思い出せません。教科書通りのつぶれ方をする、永遠の小五ボーイズたち。撮影は唯一の生き残り、ハネちゃんです。

さて翌日。残りのヘラガニ入りカレースープでwell-beingな朝メシを頂きます。ヘラガニは安いのにこんなにンマいっつのは、本当にエラい。北海道海鮮の二軍オールスター戦MVPですな。

ヘラガニと野菜をゆでて、そこに市販のペペロンチーノソースを入れて、塩で味を調えて、最後にSBのカレー粉を入れるだけ。ンマい!でも最近このパターン多いな。

そしてそして、忘れられた不発弾。塩水ウニが大事にされるあまり、冷蔵庫の奥で眠っていたのが発見されました。カニカレーのあとは、ミニウニ丼でしめます。

これぞ夏のホッカイドのwell-beingの極み、余市産生ウニです。ミョウバン使ってようが何しようが、ンマいもんはンマいのです。

コテージを出る時点でのナギちゃんのトランク。今回の北海道行でのwell-beingのかけらがスカスカ気味に入っているのがおかしいです。メロンかりんとうは地元民Y女史の「それはヤメといた方がいいわよ~」のアドバイスを無視してあえてチョイス。味どうだったー?

セイコーマートで買い込んだ品々。ホッカイド感あふれるいいチョイスだねー。

真狩からは一路空港を目指します。帰りの道中にも罠がいろいろ。第一の罠、大滝のチーズ工房タカラさんで、お土産チーズ買い込み&買い食いタイムです。

自家製ソフトクリームにwell-beingが垂れ流し状態のナギ部長。いやあ楽しんでもらえたみたいで良かったよ。

そして、タカラさんに程近いトコのベーカリー、ソーケシュでクロワッサンを頂きます。こ、これはバターたっぷりのクロワッサンというより、むしろバターのパイ包み焼きと言った方が良いですな。ンマ過ぎる!

ウチのヨメお気に入りのクロワッサンなのです。生地のサクサク感と中身のバター感がたまらんのです。

この日はnawokiさんも空港まで来てくれるとのことで、二台体制で本州組のお三方をお送りします。その後、支笏湖を回って千歳へ下り、名水ふれあい公園で解散となりました。

中指を立てるハネちゃんに、こちらも卑猥な言葉で応酬しそうになりますが、他のクルマもいるので思いとどまります。週明けからみんな、社会復帰できたかーい?

という、食べに食べ、中身はあまり書けませんがバカ話に興じた二日間でした。いやあ楽しかったなあ。デカい企業なのに、こんなおバカさんたち(いい意味でね)を養ってるのって、すばらしいカイシャだなあと思いました。そして、お三方のカイシャのように、well-beingをモノづくりやシゴトの拠り所にするのって、大事だよなあとあらためて思いました。是非社長になってよ!ナギちゃん。

最後になりましたが、well-beingについてマジメに調べている最中にこのページへ来てしまった皆さまへ、深くお詫び申し上げます。ゴメンね。