2016年9月、秋の三連休のこと。

台風による被害で道東方面へ抜ける日勝峠や狩勝峠が通行止めだったり、予報も札幌以外はどこに行っても降られそうだったりで、漢(otoko)三人出発前からルート選びに頭を悩ませました。出た結論は「ままま、とりあえず道央道を旭川方面に走ってサロマ湖を目指し、明日以降は予報がいい方に向かいましょ」っつ文字通りの日和見プランで、とりあえず行ってみよう!

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札幌料金所にて。これからしばらく高速道路を行きます。途中停車できないので念入りに準備。

今回も絶好調のまもなく30年選手、RZR号。前回マフラーから噴き出すオイルでサイドバッグの底がゲチョゲチョになった教訓から、雨じゃないけどカバーを装着してバッチシです。

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人呼んで「白煙モー太郎」。当然カバーはオイルでゲチョゲチョに…。今時こんな反環境バイクでオイル撒き散らしてスミマセン。

旭川までは左右に広がる石狩平野、増毛・夕張山地の風景など満喫しつつの快適な高速クルージングです。しかし極楽モードも上川あたりまで。前方、北見峠と思われるあたりが完全に雲の中に没しているのを見て、渋々雨支度をし、シャワーライディングに突入です。

その後は走れど走れど雨が止む気配はなく、こりゃキャンプはヤメとこか、ということで途中のサービスエリアからバンガローを予約します。今晩のお宿は上湧別キャンプ場のバンガローに決定〜!

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外がいくら寒かろうがグチャグチャだろうが中は極楽、酒池肉林の図。じゅうたん敷きなので煮汁など粗相しないよう万全の布陣で臨みます。

今回もホットサンドマシーン大活躍!って、こちらは山頂ラーメン店主Kノッチ持ち込みのもの。ワシのと合わせマシーン兄弟フル稼働でエンドレス酒肴祭りに突入です。

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B面というより両A面で焼けるので、ギョーザなんか積み上げてフタして焼けばオッケー。

翌朝、つわものどもが夢の跡のバンガロー内に差し込む朝日に誘われるように起き出し、高台に登ると絶景が待ってました。いやあ、遠かったけど来て良かった。

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サロマ湖は見えないかな。雲の下はサロマ湖、オホーツク海です。早起きは三文の得。

Iタバッチの手間掛かったコーヒーと、K店主の朝ラーメン定食を頂きながら、本日の作戦会議。シゴトのカイギもこうありたいもんですな、ンム。本日はどちらかと言えば北へ向かった方が降られにくいとのことなので、迷わず北へ向かうことにします。紋別経由で途中仁宇布あたりの内陸も走りながら、まずは宗谷岬方面へ!

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バンガロー前で爽やかブレックファストボーイズ。コーシーもラーメンも大変おいしゅうございました。

覚悟はしていたけど、内陸の仁宇布、歌登のあたりは9月半ばだっつのになかなかの寒さで、体感的には初冬・ハズ・カム。トロッコ王国で食ったあったかいうどんに救われました。このあたりコンビニも売店もほぼないので要注意よん。

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再びオホーツク沿岸へ。枝幸のちょい北、神威岬です。コンビニで出会ったチャリ旅のワカモノ曰く「絶対ない組み合わせの三台ですねー」だって。

そこからさらに北へ北へ、今回の旅のメイン「農道エサヌカ線」へ向かいます。何度来てもハイになるねえ、うん。以下写真三連発でどうぞ!

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前にも後ろにもただまっすぐ道が伸びるだけ。ブラボー!ジャンボー!ハラショー!

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運良く虹が出たんで撮影会。コンマ2秒早かったー。モデルはK店主。

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北方向を望む。このあと宗谷岬はあえてパスし内陸に入って豊富経由、幌延へ向かいます。

夕日を背中に浴びて走り、暗くなった頃幌延キャンプ場到着。今日も実はバンガローです。昨夜味わった快適さにすっかり三人ともやられてしまい、今日も出発早々に役場へ電話を掛けて予約しちゃったのでした。テントとか寒いしー、シケるしー、たたむのメンドいしー。って、他の二人が言うんだもん…。

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ウソ、一番積極的にバンガロー泊へ誘導したのはワタクシです。だってテント寒いし、シケるし…。

っつワケで今宵もバンガローは、酒肴マシーン兄弟船によるオヤジの海祭り会場はこちらです!状態に。たまらん

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今宵のメインはIタバッチシェフによるこだわりの豚バラ白菜鍋。ンマかったけど、酔っ払ってたんで作り方全然憶えてまへん。今度教えてー。って、どうせ飲むから憶えないと思うけど。作ってー。

さて最終日。写真を全く撮っていないのでエピソードのみ。

知駒峠で白煙モー太郎号大はしゃぎ!道内で250ccでも気持ちよーく走れる峠第1位にめでたく認定!遠いけど。

・できたら岩見沢くらいまで下道で頑張ろうよ!と走り始めたはずが、あまりの遠さに早々にギブアップ。道央道の最北インター、士別剣淵から札幌まで脱兎のごとく帰る。

・持って行ったテントは一度も出さなかったので、そのまましまえて大変ナイス。バンガローはやっぱいいねえ。

以上です、キャップ!