2016夏の道北・漢（otoko）たちのバイクツアー

2016年夏、予報が変わってなんだか雨交じりだった海の日三連休のこと。

ホッカイドの短い夏、今年は二年ぶりになんとしても、バイクでキャンプツーリングに行きたいなあと思い、大分前から職場の同僚、山頂ラーメンKノッチ亭店長に「海の日には二泊でキャンプツーリング行こうね！」とおねだりしていたワケです。

でさて、行くのはいいけどどっち方面にいっちゃろかと事前に相談して、結局決めた行き先は、まずは日本海側を北上し羽幌まで。留萌と稚内の間くらいにある町です。
天気もいいし、二日酔いも覚めたし、さあアクセル全開…んまあ、半開くらいでレッツゴー！と、勇んで札幌を発ったワケでございます。

集合は佐藤水産サーモンファクトリー。荷物の重さにフロントが上がっちゃってます。そんなとこもラブリーな白煙モーモー丸。Kノッチは本妻のドカが入院中のため、otokoカワサキのオフ車で参戦。

しかしバイクっつのは、走行中は片手を放すこともできないので、なかなか写真が撮れず、二枚目はもう羽幌近くの道の駅です。日本海側はトンネルが多く、入るたびに冷蔵庫に入ったような寒さに襲われ、出るとまた夏のアチさっつのを繰り返しながら、なんとか無事に200キロあまりを北上してきました。

道の駅おびら鰊番屋。ホントはこのあたりから利尻島が見えるかと思ったんだけど、モヤってて見えず。んでも、久しぶりにこんな北まで来ました。

今晩の宿は羽幌町の朝日公園キャンプ場。なぜか菖蒲園が併設された、こぢんまりとしたキャンプ場です。蓮の浮いた池もあるので、酔っ払って落ちないように。

ちっちゃくて無料のキャンプ場だけど、ちゃんと手入れされてます。快適快適。先客は車中泊シニアの皆さんと、ちっちゃなバイクの若者コンビ。チャリも一組。海の日三連休だっつのに、シブめでいいねえ。

テントを張ったらいそいそと温泉＆買い出しに向かいます。宴会は屋根＆テーブル・椅子付きのダイニングスペースで。本日のメニューは、やはり海のモノから行きましょかっつことで、ナメタガレイの干物やらシマホッケの干物から。

ナメタガレイ、脂のってていい感じ。真っ二つに切って重ねてホットサンドメーカーで蒸し焼きにしちゃります。シマホッケもね。

本日のメインは道産ホルスタイン赤身肉のステーキ。網焼きとホットサンド焼きを半々で。肉を食ってる感じがたまりません。キャンプでステーキって滅多にやらないけど、いいですな。しかも赤身だから安い！エラい！ホルスタイン。

手前は100円ショップの焼き網。しばらく廃番になってたけど、販売復活して大喜びのワタクシ。もう使い捨てにしないで大事に洗って使うからね。

「キャンプでナイフとフォークを使って食べるって、いいね～」と、Kノッチ店長もご満悦です。カタマリの肉って、やはり盛り上がりますな。まさしく漢（otoko）のバイクキャンプ、otokoは肉食ってナンボなワケですよ！ウガー！

クルマで行くキャンプもいいけど、チャリとかバイクでちっちゃい荷物持ってってやるキャンプもまた楽しいのです。そんなキャンプでもホットサンドメーカーは大活躍よん。

宴会中に天気予報をチェックすると、なんと翌日の夕方あたりから道内のあちこちで雨が降るとのこと。っつことであれば、二泊目はせずに帰っちゃおうか？と満場一致で決定です。酒の勢いもあり「どうせ帰るだけなら、宗谷岬経由でオホーツク側もちょっと走って、士別から高速乗って、合計500キロくらい走っちゃろか！」という勇ましいプランも候補に上がりましたが、まあまあまあ、一晩寝てから決めましょということで、お休みなさい。

さて翌日、まずは昨晩満腹で到達できなかったラーメンでも食ったろかと、大量の湯を沸かすところから開始です。そう、otokoはインスタントなんかじゃなく、生ラーメンなワケです！

朝から贅沢ラーメンタイム。屋根付きダイニングでこれまた快適快適。

札幌味噌ラーメン完成！朝からゼータクですな。固めの麺がンマい！たまらん。具もゼータク。カネかかってるね！

いやンマかったよ。たっぷりのモヤシが効いてるね。キャンプの朝にンマいラーメンはいいね。

さて二日目のルートは、さすがに宗谷岬・オホーツク経由の500キロコースはオサーン＆ポンコツバイクには厳しかろっつことで、大幅に短縮します。といっても、せっかく来たので面白いトコ走っとこうよ、ということでルートを選びに選んで無駄に遠回りしながら、ソバどころで有名な幌加内を目指そうということになりました。