20160326 晴れの三連休のこと。
年度末の忙しさも一段落した3月末、休みを一日余計に取れそうだったので、こら二泊で温泉でも行ったろかいと。しかし温水暖房機が壊れて大枚が飛んでいったこの冬、温泉宿でゼータクできるような余裕はあるワケなかろと。
っつとこで思いついた春のバンガロー泊。ニセコのサヒナなるキャンプ場のバンガローなら、暖房でヌクヌクの中、ちょっとリッチなキモチでキャンプ生活を楽しめると聞いて、我らに残された唯一の選択肢はこれしかないと、蜘蛛の糸にすがるようなキモチで予約し、当日を迎えたのでありんす。
で泊まったのはこちら、どんぐり棟との名前を与えられた、サヒナバンガロー四兄弟の長男坊。暖房として唯一薪ストーブがインスコされた、バンガロー界の漢(おとこ)の中の漢です。
石油ストーブを備える他のバンガローと違い、薪ストーブのマネジメントに失敗したら、凍える夜に抱かれるか、最悪は不完全燃焼で永遠の眠りに引き込まれるか、泊まる前から心配は尽きない軟弱アウトドアオサーンだったのです。
しかしまあ、実際には良く乾いた薪と、着火剤も用意してもらえて、ドシロートのワシでもほぼ一発着火。一旦火が着いたらあとは薪さえ入れれば火ボーボーの、とても素直かつパワフルなナイスガイなのでした。
さて、安心して付き合えるヤツだとわかればもうこちらのモノ!すっかり馴れ馴れしくなって、薪ストーブ料理に取り掛かるワケです。今晩のメインはダッチで作る豚の角煮。
写真をと思いましたが、あまりのンマさに写真も取らず飲食に没頭してしまいました。八角をホンのひとカケ、これでホントに効くの?っつ程度入れたのが勝因であろうというのが、家族会議の結論でした。
初めてのバンガロー経験に最初はちょっと落ち着かない感じだったイヌも、次第に慣れてキャンプ感に浸っておられました。まあ何してもかわいいワケですな。
二泊しましたが、寒さを感じることも全くなく、大変快適で適度にワイルドなバンガローライフを楽しませて頂きました。また来よーっと。