いよいよ海の日三連休!っつことで、ホッカイドもアチくなってまいりましたが、さらに暑い瀬戸内へ行ってきましたよん。大学時代の自転車部同期のオサーン総勢6名による、入部35年記念ツアー。メインは真夏の瀬戸内「ゆめしま海道」です。
三連休の前日、夜7時発の便で千歳をたち、広島空港に着いたら近くのホテルへタクシーで直行っつ、学生時代から考えたらとんでもない大名旅行っぷりで今回はスタート。夜9時着だし、アチーしムシムシだし、そんな中チャリ組み立てるとかヤだし~。
今回のツアー、初日のコースはこんな感じです。
空港近くのホテルからは、まずは集合場所の尾道駅を目指して、下り基調の道をチンタラ走ります。早速いかにもこちらっぽい、赤っぽい石見瓦の家々に迎えられて懐かしさがあふれます。そう、何を隠そうワタクシ島根生まれなのれす。記憶ないけど。
天気予報では、こちら方面は毎日ドス曇り&どこかで雷雨っつ、散々の予報でしたが、ふたを開けてみれば薄曇り時々晴れのナイス天気でした。
その後、グーグルマップを頼りに幹線道路を避けつつ、チンタラ3時間弱走って尾道駅到着。コロナで会ってなかったけど、皆さん変わらず元気そうね。オサーン6人無事集結して、さあシパーツ!
尾道と今治を結ぶしまなみ海道は何度か走ったことあるけど、尾道から隣の向島(むかいしま)までは、いつも渡し舟で渡ってたんで、今回は橋で渡っちゃりましょう。っつことで、尾道駅からは海沿いを少し東へ。向こうの方に早速、尾道っぽい坂の町の風景が見えてきます。
初めて走る尾道大橋、対岸の向島は近いので橋も短くてあっちゅう間ね。
向島では、昼メシのあてにしていたお好み焼き屋さんが持ち帰りのみ営業だったので、その近所の台湾料理屋さんに入り、ラーメン&チャーハンで燃料は満タン。これで夕方までバッチシよ!
昼メシ後もしばらくはしまなみ海道を走ります。向島を反時計周りに走っていくと、やがて因島(いんのしま)大橋が見えてきます。
橋の近くになると車道から分かれて、こんな感じで歩行者&自転車&原付専用道路を橋まで登っていきます。
ここでB崎号パンク!むむ、このチャリは…、見たことないぞ?
あとで聞きました、カラクルって言うそう。カーボンフレームでコンポは105、ホイールは451、タイヤも細くてすっごい軽いの!
ささ、走行再開。因島大橋は、チャリと歩行者は車道の下を通行します。日陰にもなって、風も抜けてキモチえー。
橋を渡る前からオギーが「はっさく大福!はっさく大福!」と連呼しておりましたが、渡ったところにその名も「はっさく屋」という、聞くだけでよだれが出そうな和菓子屋さんがあるっつので、そら行っとこ!
はっさく大福って何よ?の答えは…
因島を縦断して再度海に出る直前のあたり、大山神社に世にも稀なる「自転車神社」があるとのこと。そら行っとこ!
到着直前、激坂に迎えられて、オサーンたちも大喜び。こりゃ自転車で来たヒトは盛り上がるね。
オサーン6人で境内をウロウロしていると、巫女さんが出てきて「写真撮りましょうか」とのこと。もちろんお願いして、そのあといろいろご説明聞いたり、自然な流れで建物に入ったり、さらにお話聞いたり。
気づけば皆さん、お守りとかずいぶん買ったねえ。わかるよ~、巫女さんのなんとなく初々しくて一生懸命なお話しぶりにほだされ、買っちゃったのね。んもう、商売J・A・W・S!
そこからもう少し南へ走り、因島の南端からお隣の弓削島(ゆげじま)へフェリーで渡ります。ここからいよいよゆめしま海道エリアですな。
フェリーっつっても、瀬戸内海の島々を近距離で結ぶフェリーはこんな感じ。車もチャリも人もバイクもドドドーって乗り込んで、そのまま降りていく式。道がそのまま船になったような感じ?
フェリーを降りたらほんのちょっと南へ走って、本日のお宿を目指します。途中、ウェルカムドリンク買い出しも忘れずにね。
今晩のお宿「民宿中塚」さんへの最後のアプローチは、こんな感じのほっそい街路。んむ、こりゃいい宿に違いない!
さささ、何はともあれ各自買い込んだビール、チューハイ、ハイボール、乾きもので第一ラウンド始めちゃう?
いやいやいや、お疲れさんでした!ままま、まずはウェルカムウェルカム、かんぱーい!
お宿の晩メシは、宿のオネーサマが地元コネクションをフル活用して調達する、トレトレ地物の海の幸が炸裂!
煮つけはウマヅラハギ(地元名ハゲ)、刺身はマナガツオとハゲをハゲ肝醤油で、ウニの刺身もね。地物のヒジキは太くて歯ごたえモキモキでした。
その後、部屋へ戻って第三ラウンドへ。この日の最優秀トークは…
ロボッチ君「親戚の会社手伝うハナシ?ああ、ヤメた。仕事しなくてよくて、給料だけくれるんなら行くけど」
全員「そんなん、オレも行くよ!」
さあ明日はいよいよゆめしま海道核心部ですえ~。その2に続きます。
じゃまたね!